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日刊スポーツ(web版8月8日付)の報じるところによると、奈良県立医大病院にこのほど新設される精神医療センターの外壁が黄土色に塗られており、これが問題になっているのだそうだ。医師側の主張は「目立ちすぎで、精神科の患者への配慮が足りない」というもの。工事を主導した県側は「病院の温かみを感じられるようにするため、黄土色を採用した」と塗装色選択の経緯について示したが、他の病棟は軒並みグレー系統の色で塗られており、精神科だけ特別扱いという誤解を招くのを避けるため、外壁を他病棟と同じような色に塗りなおすことにしているという。 精神病と黄色の取り合わせと来れば、何と言っても「黄色い救急車」の都市伝説である。実際には黄色い救急車などというものは実在せず単なる与太話でしかないのだけれど、しかし「なぜ黄色なのか」という点は人々の関心を惹くらしく、さまざまに推理されている。よく聞かれるのが「暖色系の黄色は見る人に温もりを感じさせるので、何となく精神病者のケアにむいていると考えられたのではないか」説。もう一つ有力な説として、結構危ない話なのだが、「要は『キ印』(いわゆる『気違い』の意味の隠語・俗語)だから黄色でしょ」説もある。どちらだとしても精神病者に対する区別あるいは差別意識に根ざした発想であるのは間違いないが、後者の方がより悪意に満ちているとは言えるだろう。念のために断っておくが、都市伝説を読み解く人について論じているのではない。 さて冒頭の奈良県立医大病院の話に戻るが、奈良県の考えではやはり「黄色は精神を病んだ人に優しい色」となるらしい。まさか奈良県が「黄色い救急車」伝説に影響されたり、ましてわざわざ「キ印だから…」などという害意むき出しの理由で塗装色を選定するとも思えず、その文脈においては「黄色い救急車は精神病者への配慮」説の方に分があるような気がしてくる。もっともそれは人間が十分に性善説的な生き物であるという前提の上で成り立つ考え方だし、一昔前に「黄色い救急車」の伝説が出始めた頃と現在とでは、精神病に対する社会の意識に大きな隔たりがあることも忘れてはならないのだけれど。 ところで黄色は本当に精神病者に優しい色なのだろうか。精神科通院歴のある私の考えは「黄色い救急車で黄色い病院になんて行きたくないなあ」というのが本音。場所にもよるだろうが精神科の病院というのはシックな外観に落ち着いたインテリア、置いてあるのは「レタスクラブ」や「AERA」のようなおとなしい雑誌、テレビは常にNHK総合と相場が決まっている…というのは冗談だが、万事において当たり障りなくを旨としているような世界に黄色などという浮ついた色が紛れ込んできたらかなり目障りになるような気がする。 ■精神科棟外壁の色が目立ちすぎで塗り直し |
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☆色彩は太陽光線と同じく電磁波の一種なので、それが視覚器官に知覚されるということは多かれ少なかれ脳に関係することです。心理としてではなく、化学反応として考えるべきです。 |
ジャニー 2007/08/07 18:43 |
壁の『色が問題』なのではないですよ |
サクット 2008/02/01 01:37 |
>税金で建ててるのに不思議伝説になる‥ 不思議‥ |
骨 2008/02/12 08:10 |
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