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zoom RSS 山登ってみよう【宇連山周回コース・後編】

<<   作成日時 : 2017/06/05 20:50   >>

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画像 この間の猿投山ほどではないけれど、比較的人が多い。以前は使えた東屋が倒れかけていて、そちらの収容能力があてにできないせいで山頂を手狭に感じるのかもしれない。ちなみに、この東屋が東海自然歩道名義で建てられている。鞍掛山から棚山を目指す本線から、宇連山は少し外れた支線扱いとなっているのかもしれない。その区間を歩いていないということに何となく引っ掛かりを覚えるも、どうせこれまでも支線類は歩いていないので気にするのはやめておこうと思う。と言うより、東屋が倒壊自然歩道状態なのが印象に残る。一応、わずかに樹林の途絶える一画から展望を得た。雪山が見える。このあたりから見える雪山については、聖とか光とか言っておけば大概間違いない。

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画像 すぐに出発。今日の山行は頂に立つのが目的ではなく、県民の森の周りをぐるっと回るのが最大の目的である。20分で北尾根分岐まで戻り、未踏の北尾根コースに入る。いきなり、下る。かなりの激下りだ。逆に言えば、ここを登りに使う場合、かなりの急登を強いられることになる。今回の山行の趣旨を考えると、逆回転でコースを歩いたほうが良かったのかもしれないとも思うけれど、南尾根コースを詰めていった前回と同様の経路をたどって、自分があの時と比べてどの程度進歩したのか、あるいは退化したのか見極めたい気持ちもあった。これはこれで良いのだ。向きはともかく同じスタート地点から同じ道を歩く以上、登高を一括払いするか分割払いするかの違いしかないのだから。ただ、見方を変えると、この坂道はむしろ下りに使う方が手ごわいかもしれない。登りは体力下りは技術と言われるそうだが、うっかりしてると何度でもスリップしそうな下り坂である。

画像 下り下って13:04大幸田峠。手描きの質素な道しるべが立っていて、県民の森入り口にあたるモリトピア愛知までは4qとある。距離が出ていない。どちらかと言うと歩行距離を出してもらった方が到着時間を予測しやすくてありがたいのだが、まあ4時間はかからないだろうと思い、先へ。少し登って、13:13に北尾根展望台に到着。コース上に簡素な東屋が立っている体のものだ。北尾根コースには道しるべの類が少なく、南尾根や西尾根に比べると裏道的なのかもしれない。進捗を図るものがないのは少なからずストレスなので、展望台の存在はマイルストーン代わりになるものとしてそれなりにありがたい。展望台から、たぶんこれから歩くのだろう東尾根と思しき山並みを見る。結構下ったので、再度数百メートル単位で登り返すことになるのは億劫だが、まだ、目線の高さとそれほど変わらないところにそのスカイラインがある。してみると、宇連山とそこにつながる周回コースの高度差は結構なものがあるということになる。まあ痩せても枯れても900mを超える山に対し、400m〜500m程度の尾根道なのだから当然か。

画像 その後もアップダウンを加えながら、いつしか東尾根へ入っていた。なんというか、両サイドは樹林に遮られて展望がないのに、頭上は開けているのでじりじりと日光に焼かれる感じがある、最悪の道だ。特に良くないのは期待していた鳳来湖方面への展望がほぼ得られないこと。木々の間からいじけたように湖面やダム堰堤が見える程度で、コレジャナイ感が強い。東尾根にも展望台があるけれど、見えるのは県民の森側だけだ。代わりに、前途には緑の山肌の尾根上につけられた白い道が見える。下って登るのがあからさまに見える。サディスティックだ。

画像 今回、紙の二万五千図を手に入れることができなかった。今日びでは国土地理院がwebで同等の地形図を公開しているので、概念の研究は済んでいるのだが、今自分が全体でどの程度まで進んでいるのかよくわからないのがなかなか辛い。それに、迷うような整備状況の道ではないけれど、時々現れる分岐でどちらに進むとどこに出るのかイメージできないのも負担と言えば負担である。まあ、どう歩こうと県民の森につながる大津谷林道方向に下るか、稜線歩きが続くのかの違いしかなく、間違っても鳳来湖側に下る感じの道ではないので、遭難につながるような要素とは考えにくいのだけれど。体力的には十分余裕があるし、ついに足と靴も和合したらしく靴擦れの苦しみもないのに、悪癖が頭をもたげてくる。根気が続かない。適当なところで尾根歩きを切り上げたくなってきた。景観に変化がないまま延々と道が続く感じなのは厳しい。進度を図る意味でも、来た道を振り返ってみる。少し離れた山並みの中に、独特の形をした稜線が見える。平山明神だろうか。

画像 しかしまあ、「千里の道も一歩」からと言う。黙々と足を運び続ければ先に進める道理で、いつの間にやらシャクナゲ尾根に入っていたらしい。時期が時期なのでまるっきりシャクナゲ感がなく、やっぱり単調な道のりではあったのだけれど、道が下り一方になっていくので終わりが近いことだけはわかる。やがて眼下にテント群が見えるようになり、15:21にAキャンプ場の片隅に出た。5時間半の山行だったと言うことになる。抜群に長いというほどではないけれど、三河の山の中ではかなり長い道のりではある。歩いていてもう少し面白ければ、鍛練用には適当な道と言えるのかもしれない。逆回転なら、だれてくる終盤にダイナミックな南尾根が来るので良いのかもしれない。

 時に、蝶ヶ岳はコースタイムで12時間程度の道のりとなる。一応上高地のバスターミナルから歩いた場合の話で、純然たる山道は9時間強と言ったところだろう。その実歩行時間は7時間くらいになるだろうか。これまで歩いた中では鹿島槍のニュアンスに近いのだろうか。何にせよ、それほど頻繁に歩いてきたボリューム感のコースではないので、蝶までの間にもいろいろなメニューを積む必要はありだろう。愛知県内で鎖場・梯子のある三ツ瀬明神、とにかく山勘を保つため近場で取り残している東海自然歩道恵那コース、京都喰種に絡めて六甲山(摩耶山)。2か月弱に織り込んでいくスケジュールとしては、まあこんなもんだろうが、もう少しいろいろ考えられるのかもしれない。皮算用をしながら、帰りの列車に揺られた。

 約五時間半のタイムには、必ずしも満足していない。事前に情報がない中で適当に立てた想定タイムであったとはいえ、想定よりは30分程度余分にかけている。その結果、帰りがけに湯谷温泉に立ち寄っていこうと考えていたのをあきらめなければならなくなった。しかしまあ、湯谷温泉は三ツ瀬明神の帰りでも良いか。蒸し暑い時期の山登りとなるけれど、乳岩、つまり三河川合からスタートして、往復5時間弱コースならば、寄り道の時間くらいは作れそうな気がする。

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