山登ってみよう【縦走東海自然歩道・大平~井出・前編】

 静岡県脱出にリーチがかかった東海自然歩道の旅は、コロナ禍とか諸々の事情により停滞期に入っている。一応、外出自粛は6月の頭で明けているのだが、東海自然歩道よりも優先したい遠征にかまけているうち、6月も終わりが見えてきた。何となく、東海自然歩道に足が向かなくなっているのは、静岡県最終区間へのアプローチに使わざるを得ないデマンドバスというも…
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山登ってみよう【位山】

 今だから書くが、大文字山での怪我は結構ダメージが大きかった。右足の膝下全体が内出血で壊死寸前みたいな赤黒い色に変色するし、筋挫傷を起こしたのか歩くのにも難儀する状態に陥ったが、さすがに傷も癒えてきた。そこでリハビリ方々、新たな山に行ってみることにした。今回狙うのは飛騨の山である位山だ。霊山として知られ、船山、川上岳とともに位山三山と呼…
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諦めが肝心

 この場を使っていろいろ検討を続けてきた裏銀座行きだが、今年はあまりにも状況が悪すぎる。 敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事が山の極みかもしれないが、このままだと今季は裏銀座と心中することになりそうな気がしてきたので、諦めることにした。叶いもしない夢を見るのはもう止めにすることにしたんだから、今度はこのさえない現実を夢みたいに塗り替え…
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暗雲

 南アルプスの多くの山小屋が、今期の営業休止に向け舵を切ったらしい。北の小屋の多くは、これとは対照的に営業規模を縮小しながら今夏も小屋を開く方針を打ち出しているので、ある意味で対照的な判断と言える。が、南の判断は、明に暗に北に影響してくると思う。一番現実的な影響として考えられるのが、もともと南に行くつもりでいた首都圏勢が北を目指すことに…
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山登って外伝【京都一周トレイル・東山コース with GoPro】

 GoProを買った。型落ち気味のHERO7だが、高いおもちゃだった。想定する用途は、主に山用。普通のデジカメにそこまで不満があるわけではないけれど、やはり動画に比べて臨場感に劣るような気がするので、この夏の大冒険に向けて購入したものだ。もちろん、ぶっつけ本番で使うにはちょっとコツがいりそうなので慣らし運転のつもりで、何となくふさわしそ…
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山登ってみよう【遠望峰山】

 県を跨いでの移動を掣肘され、自由に動き回れない日が続くが、逆に県境を越えなければそんなに厳しく移動を制限されるというわけでもないようである。そこで、そんな事情でもなければなかなか出向くことのないだろう近場の山に行ってみることにした。今回の的は遠望峰(とぼね)山。蒲郡市の裏山みたいなもので、標高は443mと大して高くないが、三河湾の展望…
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逆風

 ようやく、全国の緊急事態宣言明けが見えてきた感じである。それでも、何かにつけて行動に制約を受けるのは避けられそうにない情勢だが、特に気がかりとなるのは、夏の裏銀座に関する話である。何となく、大町までの道筋にはめどが立ったので、最悪の場合は針ノ木岳日帰りに振り替えることを考えているのだけれど、やはり一度思い立ったからには裏銀座に行きたい…
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辛かった登りアワード

 遅筆というほどのこともないが、最近ブログ記事をアップするペースが落ちた。大体、旅行記系の記事をだらだらと書くせいである。叙述的な方向に徹することができればそうでもないのかもしれないが、何を見、何を聞いたかとともに、何を感じたかを残しておきたいと思うので、これらを全部乗せしようとすると時間がかかる。ただ、怪我の功名と言ったところか、その…
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大きな山を探そう

 行者小屋に空き巣が入ったのだそうである。例年ならゴールデンウィークの営業に入っていた時期だろうが、最近の風潮に従い、営業を自粛していたら、そこをやられたということらしい。なるほど、山小屋なら警備装置の類が発報したとして、警備員とかいった人たちが現場に駆け付けるまでは何時間かかかるだろうから、それを見越しての犯行ということなのかもしれな…
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氷壁読了

 自宅軟禁のようなことになってしまったので、長らく付き合ってきた「氷壁」を読み終えた。読了まで、買ってから半年くらいはかかったような気がする。沖縄に行く飛行機の中でナイロンザイルが切れるくだりを読んでいたので、そこからでも3か月余りの時間がかかっているのは確実だ。もっとも、ボリュームで言えば上下巻に分かれていてもおかしくないほどの長編小…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・後編】

 双耳峰なので、文珠岳から薬師岳に行くまでの間は、やはり100mほど下って登っての道のりがあるのだけれど、肝心の薬師岳の山頂には仏様が祭られているだけで、ハイキング的にはあまりポイントが高くない。東海自然歩道規格のベンチとテーブルはあれど、誰も休憩してはいない。私も、写真だけ撮ってそそくさと通り過ぎる。  事程左様に、竜爪山へ…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・前編】

 竜爪山は、東海自然歩道静岡県コースに横たわるコース内最高峰である。双耳峰で、文殊岳(1041m)と北側の薬師岳(1051m)という二つのピークから成る。展望の良い山らしく、地元では人気のハイキングコースとなっているようだ。この山が見えてくると、静岡県コースの終わりは近い。逆の見方をすれば、ここが静岡県コース最初の関門と言うこともできる…
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山登ってみよう【池田山】

 久しぶりにこの話をするけれど、東海自然歩道には、難所と呼ばれる箇所が3箇所ある。丹沢、岩古谷山、そして日坂越である。丹沢は、エスケープルートがないままアップダウンを繰り返すロングコース。岩古谷山は東海自然歩道では別格級の険路。これらと並ぶ日坂越が難所である理由は、とにかく交通が不便な点にあると自分なりに解釈していたのだけれど、実はその…
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漂泊

 奥穂高に行ったのは昨年の夏のことだけれど、もしかするとその時、私は滑落死するか疲労凍死するかしていたのかもしれない。もちろん、実際に死んでれば今ここでこんなことは書いていられないのだが、穂高岳にゆかりの深い穂高神社のお守りが身代わりになってくれたのだろうか。私は無事帰宅することができ、お守りが壊れた。穂高神社に祭られるホタカミは海神だ…
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三条散歩

 3月になった。そろそろ今年の山も本格始動したいと思った。今年に入ってからは、2月中に石巻山に行った程度で、まだ山らしい山に登っていない。そこで狙いを定めたのは、京都の西に控える老ノ坂だ。古来、山陰道が通り、都から丹波路に抜ける最初の関門のような位置づけにあった峠である。見方を変えれば、都の結界の役割を果たす山だったとも言え、酒呑童子伝…
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雪国の春・その4

 栃木県内に残る未取得のJR線は二つ。日光線と烏山線だ。JR路線としては、いずれも盲腸線である。後者はともかく、前者はそのうち何かの用事があって行くことになりそうな気もするが、東武日光線もほぼ取れてない状態で、二兎を追うものは一兎をも得ないことになりそうなので、この18きっぷシーズンに取っておくことにする。宇都宮から日光まで行って折り返…
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雪国の春・その3

 旅の二日目は、まず新潟から関東に復帰するのが第一段階ということになる。これを在来線頼みで実現することになるのだが、群馬県に入ってからの水上駅がボトルネックとなるためか、早発しようが多少遅かろうが、結果に差はないということが分かった。7時過ぎの列車でまずは長岡を目指し、その後はそのままの流れで水上まで行けば良かったのだけれど、気持ち早め…
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雪国の春・その2

 フラワー長井線は盲腸線なので、来た道をそのまま引き返す。ついさっき通ったばかりのような道のりだし、普通なら飽きてしまいそうだけれど、沿線ののどかな風景を眺めていると、こういう旅も良いかなと思えてくる。などと旅情に浸っていたら、途中の駅から何かの団体が大挙して小さな車両に乗り込んできた。一両編成でもがら空き状態だった車内は、俄かに騒々し…
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雪国の春・その1

 新潟県。かつて戦国の名将上杉謙信を輩出したこの地も、現在では見渡す限りの水田が広がり、国内有数の穀倉地帯となっている。言葉のあやとかでなく、新潟県は本当に広い。この広大な新潟の地を舞台に、現在を生きる私は、駅を巡る戦いを開始しようとしている。  駅メモによると、2020年現在、新潟県内には198の駅が存在することになっている。他…
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山登ってみよう【石巻山】

 沖縄旅行の消化不良を解消するべく足を運んだリトルワールド。それはそれで実りのあるものだったけれど、道中の都市高速や愛岐県境の丘陵地からは、冬らしく澄み切った空気の向こうに、真っ白な御嶽山が見えた。リトルワールドからも近い鳩吹山とか、このタイミングなら低山ハイクでも良かったかなと、ちょっと後悔したのも事実だった。そこで飛び石連休となった…
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