山登ってみよう【縦走東海自然歩道・山中湖~甲相国境尾根~西丹沢VC・前編】

 朝が来た。窓の向こうには、青空を背景にして聳え立つ富士山の姿が見えた。「雲一つない」と言って良いのだろう。昨夜の荒れ模様が嘘のような好天だ。テレビをつけると、ちょうどNHKの天気予報が流れていた。関東地方、今日は基本的に好天に恵まれると言っている。その一方で、午後は天候の急変、にわか雨があるとも言っている。そのことは若干の気がかりでは…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走東海自然歩道・花の都公園~石割山~山中湖】

 いよいよ、丹沢前半の山域に突入する時がやって来た。しかし、その前にやっておくべきことがある。前回、時間の都合で入山を見送った山中湖の前衛峰突破だ。登るべき標高差はさほどでもなく、歩行時間も3時間程度のものと踏んでいるので、丹沢突入という大事の前日に踏み込むという選択となった。ただ、いざその時になってみると、本当にそれで良かったのか、不…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走東海自然歩道・河口湖~花の都公園・後編】

 ひっそりと静まり返ったホテルの横を通り過ぎ、雑木林のようになっている方に進む。ようやく自然歩道らしさが出てきた。丘みたいな高まりではあるけれど、だしぬけにしっかりとした登り坂が姿を現した。大した高さはないと言っても、今日は最終盤までまともな登りはないつもりでいたので、ひるむ。気構えのないところに予定外の登りを強いられると、精神的に…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走東海自然歩道・河口湖~花の都公園・前編】

 東海自然歩道の旅が終わりを迎えようとしている。いつのころからか私は、この旅のラスボスを丹沢の山塊と定め、東京への道のりをせっせと削り取って来た。ゴールまではあと4回、河口湖から山中湖までをつなげるのに1回、丹沢に2回、最後の高尾山までの区間を歩ききるのに1回を費やす方針を固めたのが前回のラスト。しかしその後、ちょっと思いがけないことが…
コメント:0

続きを読むread more

大切な袋

 南アルプスの一部の山小屋が、5月1日よりwebによる予約システムの運用を開始した。北アでも同じような試みの予定があるとかないとか、うわさに聞いたことはあり、特に銀座縦走のための予約をそちらに期待したくなるが、南は南で早速システムを使っての予約に挑戦してみた。サービス開始時にありがちなアクセス障害に行く手を阻まれつつも、熾烈な競争?に勝…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走須磨アルプス】

 例年通り、青春18きっぷを買ってはみたものの、この春は大遠征の旅程が組みにくかった。その結果、2回分の使い道に困ることになり、迷った挙句須磨アルプスに行くことにした。六甲全山縦走路の西端にあたる。神戸市中心部の後背にそびえる山々の標高が数百メートル台後半を誇るのに対し、須磨アルプスは300m強の低山の連なりとなっている。街中にも近く、…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【風切山・腕扱山】

 新城市に桜淵公園というのがある。その名の通り、桜の名所として知られる。もちろん、名前がローカルニュース以外で取り上げられることもなく、全国区の桜名所というほどのことはないが、東三河の人は、花見をしようとなった時に、この地域に何カ所かある桜の名所の中からこの公園をチョイスすることもあるかと思われる。豊川中流域の、まさに渕というにふさ…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【太郎坊山】

 駅メモが、近江鉄道とのコラボイベントを開催しているのだそうである。ややマイナーな近江鉄道という鉄道会社は、滋賀県内に路線を有する私鉄だ。その路線はJRの東海道本線と並行する箇所が多く、米原駅、近江八幡駅、貴生川駅などでJR路線と接続している。言い換えれば、沿線住民でもない、専ら滋賀県を通過するだけの旅行者が近江鉄道線を利用する機会はご…
コメント:0

続きを読むread more

熊野への道(紀伊長島~相賀)・後編

 今回の旅では、例によって駅の思い出を集めながら歩いている。三浦峠界隈は、紀勢本線三野瀬駅の領域となっている。にもかかわらず、これまでのところ三野瀬ゾーンが長く続いたわりに、一向三野瀬駅に近づいている実感がなかった。基本的に紀伊長島‐三野瀬間の駅間距離が長いという事情もあったが、ここに来てようやく、三野瀬駅を視認するところまで進めた。自…
コメント:0

続きを読むread more

熊野への道(紀伊長島~相賀)・前編

 そろそろ、熊野古道への旅を再開しようと思う。昨年のうちに紀伊長島まで進み、海沿いに出た。全体の行程でも半分弱まで進んだと言ったところで、先も見えてきた感じはする。しかしながら、難易度が上がってくるのもここから先だ。この先新宮までは、基本的に海岸線に近い地域を進むとは言っても、峠越えを繰り返すことになる。加えて、本拠地からの距離が遠くな…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走豊橋自然歩道・中山峠~多米峠】

 私は雪山をやらないので、冬場はアタックするべき適当な山がなくなってしまう。これはここ数年の課題となっている。特に今年は、春も盛りを過ぎたら丹沢縦走に挑もうと考えているので、それまでの間のトレーニングに使える山が欲しいところだ。ある程度距離が近くてそういう需要に向くところということで、養老は考えている。ただ、以前何かの機会に目にした限り…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【五岳山縦走】

 過ぐる、四国の善通寺に行ったとき、その背後に控える山に心惹かれるものがあった。今ではだいぶ観光気分のものになったとは言え、四国には現在もお遍路さんの文化が残っており、もっと言えば弘法太師信仰もいまだ息づいている。弘法大師空海の生家跡に建立された善通寺は、言うまでもなくその核心に当たり、善通寺の裏山は、幼少の日の空海が遊んだとも修行した…
コメント:0

続きを読むread more

アルプス、その後

 年末、ペルソナ4ゴールデン(Steam版)がとてもお得な価格で売られていたので、思わず買ってしまった。1月の余暇のほとんどをペルソナに費やし、約90時間かかったけれど、ようやく1周目が終わったので、本格的に2周目に着手する前に、その後少し検討したアルプス攻めについて、ここまでのまとめを書いておくことにする。  まず、中央アルプス…
コメント:0

続きを読むread more

姫の旅(後編)

 三ケ日まで来ると、豊橋だとか豊川だとかいった地名が目に付き始める。土地勘も十分の地域だ。と同時に、本坂峠に関するあまり気持ちの良くない思い出もよみがえる。本坂峠には国道用のトンネルがあり、それより早く役目を終えた旧道のトンネルもある。峠越えの幹線道路には良くある話で、土木工事の技術進歩に伴い、鞍部を越える徒歩道だったものが、明治~昭和…
コメント:0

続きを読むread more

姫の旅(前編)

 まだ熊野古道伊勢路が完結を見ていない段階だけれど、そろそろあっちも交通費が高くつき始めてきたので、空き時間にもう少しお手軽に歩ける古道はないかと物色した結果、姫街道に行き着いた。姫街道は、東海道の見附宿と御油宿を結ぶ脇往還で、東海道の本線が浜名湖の南側を伸びていくのに対し、北側に延びる。名の由来は、お姫様の利用が多かったからだと言…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【三上山】

 今は昔の平安時代、藤原秀郷という武人がいた。通称を俵藤太。妖魅の類を退治したという言い伝えで知られるが、史実上確かな事績というと、平将門を追討したのがこの人である。将門は、同時代の都人から人外とばかりに恐れられたので、これを討った秀郷が妖魔退治の豪傑と言われるようになったのかもしれない。そんな秀郷にまつわる最も有名な伝説が、近江国…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【データ収集の鳩吹山・継鹿尾山】

 鳩吹山は岐阜県可児市に、継鹿尾山は愛知県犬山市にある山だ。ともに低山で登りやすく、ハイキングには好適である。県こそ違えど隣り合うと言って良いような位置関係の山なので、別個に登られることもあれば縦走されることもある。かくいう私は、東海自然歩道がらみで継鹿尾山の方に登ったこともあるし、それとは関係なしに縦走したこともある。何より名古屋から…
コメント:0

続きを読むread more

夏山を目指して

 例年、年末か年始にそのへんの低山に登っては、新年の的たる高山に狙いをつけるのが慣例となっているけれど、今年は最強クラスのわりには数年に一度程度やってくるレベルというよくわからない寒波が襲来する予報が出ているので、何となく見送ることになりそうな雰囲気だ。ただ、今年登りたい大きな山の選定も終わっているので、今回はいつものようにだらだらと書…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走東海自然歩道・沓掛~加太】

 東海自然歩道歩行は、よほどのことがない限りあと4回でゴールにたどり着く。山中湖まで歩く次回。丹沢はエスケープポイントの関係で二分割縦走以外のやり方が思いつかない。丹沢を終えたら、後は1日で高尾山まで歩く。ただ、これで完結かというと、そうでもない。支線があるのもさることながら、本線のうち、三重県の加太前後が通行止めとなっており、ここを歩…
コメント:0

続きを読むread more

山登ってみよう【縦走東海自然歩道・本栖湖~河口湖・後編】

 今日のコースは、大まかに言って三部構成のようになっている。樹海を歩く中盤、足和田山を歩く中盤、富士河口湖町の郊外を歩く中盤と言った具合だ。鳴沢氷穴まで歩いたところで樹海は終わり。ここから先は、ごくオーソドックスな山歩き区間となる。ちょっと樹海の風景に飽きが来ていたこともあり、当たり前に展望を楽しめそうな山歩き区間には、期待が高まる。特…
コメント:0

続きを読むread more