ディープ・ダンジョン〜夕庵〜

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<<   作成日時 : 2007/04/08 22:01   >>

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 このところ地震のニュースが多い。国内では能登半島で大きな地震があって死者まで出る事態になったが、ソロモン諸島の大地震も予断を許さない状況になっているようである。ここのところニュースを見る時間も満足に取れなかったので私自身は地震の被害がどの程度のものなのかよく分かってないが、今になって後追いで調べた4月4日時点の記事では「5000人以上の被災と28人の死亡が確認」とされている。もっとも、記事は「今後も被災者数は増えるとみられる」と結ばれるのだが。

 さて、大きな災害が発生した直後の渦巻く不安と情報飢餓の中では、「災害時流言」とでも言うべき正体不明のさまざまな流言飛語が飛び交う事も珍しくない。ソロモンの場合も例外ではないようで、現在では「日本の気象庁が事前に地震を予知していた」などという噂が飛び交っているらしい(asahi.com 2007年04月07日19時45分記事より)。ただし話の核心となるのはむしろこの後の部分である。「日本は事前に地震を予知していてソロモン政府に警告を発していたのだけれど、情報がもたらされたのが未明の事でソロモン政府側が満足に対応しなかったためせっかくの情報が無駄にされ、被害が拡大した」。アサヒの記事にもあるが、現地住民の間では要領を得ない政府の対応に対する不満が高まっているようで、この噂もそうした中で噴出した、ある種の政府批判なのだろう。

 ソロモンには、わりあいと親日的な空気があると言う。また未曾有の被害を出した2004年末のスマトラ島沖地震の時には、"TSUNAMI"という単語が国際的に認知されるとともに日本の地震研究が世界的に報道され注目を集めた事もあって「地震対策先進国・日本」のイメージが作られ、今回のソロモン諸島地震において事前にソロモン政府に対して警鐘を鳴らす役割を負わされたのだろうか。私もスマトラ沖地震当時、日本の地震研究の体制を幾分か誇張気味に報じる海外メディアの映像を見た事があるが、あれを見たら日本の地震予知は実用段階に入っていると思われても仕方がないだろう。そう言えば、今度の能登半島沖地震についてもどこかの国のえらいさんが「日本はこの地震を予知していたのだろう」とコメントしたとかしなかったとか言う話を風の噂として聞いた。

 実際のところ、日本の地震研究の成果は確かに世界でもトップクラスに違いないのだが、その日本の力をもってしても国内で発生する地震の予知すらままならず、予想できる可能性があるとしたら東海地震だけという状態である。その東海地震がいざ現実のものとなれば数万単位の犠牲者が出る事も予想される。正直、遠い南洋の島で飛び交った流言が現実だったら良かったのにと思う気持ちも無いではない。

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