禍福はあざなえる縄のごとし

 来週末は、ついに北岳に挑む予定である。もともとの予定では、今日あたりに登っているはずだったのだけれど、基地にするつもりだった広河原山荘(というか南アルプス北部の小屋全般)が今日に限って予約でいっぱいだとかで、丸一週間後ろ倒しにしたものだ。運がいいのか悪いのか、この金・土・日と体調を崩した。予定が後ろにずれたのならばと、本当は御在所岳から国見岳まで歩いて足ごしらえをするつもりだったのだけれど、そうも言っていられなくなった。病名は急性扁桃炎。二年前の夏の終わりに私を襲い、木曽駒登山先延べと言う苦渋の決断に追い込んだばかりか、ついには入院の憂き目に合わせたのと同じ病気だ。こじらせると重病化することについては折り紙つきだが、今回は初期対応に失敗していないはずなので、何とか次の日曜までに症状が軽快するものと思われる。

 と言うか、体調面のハンデを抱えて登れるほど北岳はぬるい山ではないので、そうあってもらわなければ困るのだけれど、違うベクトルで、登山前日の行動が悩ましい。普通に特急を使おうとすると、7:06に千種駅を出て10:02に甲府駅へ着く。最近えきから時刻表の思考ルーチンがアホになったのか、乗車時間が1時間ほど長く、料金は4000円以上高く、それでいて到着時間は4分しか違わない新幹線利用の経路を一押ししてくるのだけれど、これはおよそ採用するには足らない。まあ、到着時間がわずかでも早いので一押ししてくると言えばそれまでなのかもしれない。

 問題は、この時期だと青春18きっぷが利用可能だという点にある。鈍行を乗り継ぐと、6:23に千種駅を出て、11:39に甲府駅へ着く。広河原まではバスで行くことになるが、甲府駅発14時・広河原着15:53の便でないと広河原に着いてから時間を持て余すことになると思われるので、これ以外の便を想定しにくい。そこで問題になるのが、甲府まで鈍行最速で着く場合の余剰時間2時間余りをどうやって潰すかというところだ。調べてみたが、甲府周辺は普通の地方都市なので観光気分で足を運ぶようなところはない。三度目の武田神社も考えられなくはないが、優先順位は高くない。なら道中でどこかとも思うのだけれど、目ぼしいものが見当たらない。岡谷蚕糸博物館、諏訪大社、小淵沢、清里、いろいろ考える。どこも行ったことのあるところだけれど、清里がスマートかなあとも思う。でも、清里に行って、そこから甲府に行くこと自体は可能だが、その場合今度は遊び時間が全くない。

 もうちょっと計画を練ろうと思う。特急利用を考えないでもないが、ここから8000円余りの追加出費があるかないかの差は大きい。熟考の際の参考になりそうなサイトでこんなのを見つけたので備忘のため貼り付けておく。

山梨の美術館・博物館

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