三重を終わらせるために

 というわけで、北岳に始まった狂騒は、鹿島槍ヶ岳と言う着地点を得て、ひとまずの終わりを迎えたのだった。山行記をまとめていく中で、小蓮華山という次なる的を見つけたものの、実際足を運ぶとしても来シーズンの話である。雷鳥坂から小蓮華に登ると、そこから大雪渓を通らずして白馬岳につなげられ、さらにはその先白馬鑓もと考えられなくはないが、小蓮華自体何とか日帰りも行けそうなので、来年までの様子見だ。それより、そろそろ、東海自然歩道に戻る時期である。

 西は、ひとまず三重県脱出を目指すべきところだろう。難しい話ではない。かなりのロングコースとなるが、椿大神社をスタートして関までつなげなければコースを括れない。関まで行けば、次は必然的に滋賀県入り。滋賀に入れば、紫香楽宮跡駅を中継地点とする歩行二回で、名古屋から京都までがつながる。紅葉の時期に鞍馬~三尾を歩けば、後は高槻から箕面の区間を残すのみとなる。

 それだけに、文字通りの関門となるのは三重県脱出だと言える。そして問題となるのが、直近に迫る椿大神宮~関の区間である。鈴鹿山脈山麓エリアでは珍しくもなくなったが、ヒルの生息域であること、そして涸れ沢の底を渡る箇所が何か所もあることが目下悩みの種だ。この秋、異様に雨が多く、一つのチャンスとなる体育の日が絡む三連休ですら、天候に恵まれるとは限らない。ヒルについてはジョニーを信じて突っ切ることもできるが、涸れ沢渡りについては決行日はもちろん、その前数日は晴れが続かないと、普通の川と化している可能性がある。

 歩行時間は、この間の鹿島槍(2日目)より短く、8時間を越えない予定ではあるけれど、スタートがどうしても遅くなるので、あまり秋が深くなってからの歩行には向かない。天気が上向くのを祈るばかりだ。

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