レザレクション

 明日はハロウィンだが平日なので、代わりに昨日・今日などは、思い思いのコスプレをした少年少女らを街でよく見かけた。日本の場合、USJに倣ってゾンビの扮装をするのが流行っているのだそうだが、良識ある大人として、若者たちが間違った方向に進もうとしているのなら、それを正す必要はあると考える。あえて指摘せねばなるまい。「諸君らがしているのはゾンビのコスプレではなく、怪我している人の真似である」と。本来ゾンビとは、もっと生気がなく、代わりに腐肉感があるべきものなのだ。それをうまく表現できないのは若さゆえか。たまに地下鉄車中なんかで、素で生気を失ったゾンビみたいなおっさんを見かけるのを思うと、人生のままならなさを痛感させられる。

 ところでそのUSJが、企画物のお化け屋敷で、淡島神社と言うところから借り受けた日本人形を陳列しているとかで、物議を読んでいるのだそうだ。そういえば聞いたことがある。人形供養を手広くやっている神社があって、境内にはそうした人形がずらり並べられているのだと。今調べてみると、その淡島神社があるのは和歌山県なのだそうだ。

 和歌山県には、まだ泊まったことが無い。紀伊半島の先っちょなので、わざわざ和歌山県に行こうと思わなければ足を踏み入れる機会すらないという地理的な不利があるので、いつかの青春18きっぷ旅でわざわざ和歌山県に行く機会を作ろうと思っていたのだが、メニューが少ないのが悩みどころだった。そこに淡島神社をぶっこんでみたらどうか。これで、新宮城、淡島城、根来寺を三点セットにした1泊2日旅行になりそうだ。

 ただ、新宮に行くということは、紀伊半島の先端周りの旅をすることを意味する。と言うか、紀伊半島周回の旅をしたいので、その途中で新宮を拾っていきたいという方が正確なのだが、1日で新宮周り鈍行和歌山市行きが成立するのかどうかは怪しい。行ってみたおと思っている道成寺に日のあるうちに立ち寄るのは、調べてみるまでもなく無理だと分かるので、今回の道成寺はなしだ。半島の街で1泊しても悪くはないのかもしれないが、そうすると翌日の日程に障る。最速と思われる大阪経由の乗継で行っても、和歌山まではおよそ半日かかる距離なのだ。

 こうしてみると、やはり遠い県なのだなあと思う。近畿とひとくくりにしても、道理で和歌山だけ疎遠なわけだ。

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