失われたアルプスを求めて

 うっかりしていたのだが、今度の週末は三連休となるようだ。ならばそろそろ今年の高山納めをと思わないでもなかったが、残念ながら台風が日本の方に近づく可能性ありとかで、あまり天気は良くなさそうだ。次善の案として、また近鉄のフリーきっぷを使い、関西方面に長征するのが一番安上がりで実入りがあるかもしれない。前回は暑さにめげた奈良での駅の思い出や、新たに始まった嵯峨野での駅の思い出集めイベントならば寺周りなどが多く、多少の悪天にも耐えられる気がする。三連休なら週末フリーきっぷの効用が最大限生かせるし、大阪近辺の博物館めぐりも良さそうだ。

 時に山の方だけれど、北八ケ岳を攻めることで腹を決めた。がっつり登りではないけれど、日帰りの可能な北横岳の魅力には抗いがたいものがある。それに、八ケ岳エリアは雰囲気が良い。なんというか、日本アルプスなんていってみても、北・中央・南の各アルプスには、アルプスの少女ハイジが住んでいそうな牧歌的な風潮はない。北は妙に険しいし、南はやたら山深い。そうかと思えば中央は標高の高い里山みたいで、移牧とかやってそうな、人と自然のベストバランスでの融和が見て取れない。八ケ岳には、それがある。まあ、北八ケ岳ロープウェイでヨーデルが流れているのを耳にしたことがあり、それに感化されているだけなのかもしれないけれど。

 悩ましいのは資金繰りの問題だけで、鉄道の日記念旅は四国中国縦断旅にしようと思っている。折々で特急や高速バスを使わないと成立しそうにない。その時のため、余力を残すことだけは意識しつつ、近くに迫った余暇を楽しみたいものだ。

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