九州、殺しのダイヤグラム

 この冬の18きっぷ旅では、間もなくなくなるといううわさの三江線に乗ってみようかと思っていた。悪魔のソシャゲの影響によるものだが、よくよく考えてみたら気がついた。別に私はさほど鉄道マニアと言うわけでもなかった。大体、中国山地の中ほどを横に突っ切る路線に乗ったところで、ゲーム的にもさほどの水揚げになるとも思えない。それより、2泊3日九州一周旅のプランを思いついてしまったので、これを実行に移してみたくてしょうがなくなってしまった。

 仮に実行に移すものとして、この旅は私がこれまで得てきた知見の全てをぶつける旅となると思う。まず、スタートの地は大分もしくは別府。こっち方面行きの夜行バスがあったはずだと思って今調べなおしてみたら、2年ほど前に廃止されているということがわかり、いきなり幸先が悪いのだけれど、そうなったらそうなったで、大阪なり神戸なりから出るさんふらわあを使えば良い。業腹なのは、魔の佐伯-延岡区間を特急を使わずして突破できなかったことだが、節を屈すると、宮崎、鹿児島と回ることが可能になる。

 鹿児島に入った後は、今後鉄道使いと伍して戦っていく上で重要な意味を持つことになると思われる西大山駅へのチェックインを射程距離圏内に納めることができる。ちなみに、鹿児島本線はすでに全線乗車しているので、鹿児島中央から伊集院まで取った後、もう一度鹿児島中央まで引き返して枕崎まで進む。枕崎で一泊。実はこの部分がネックとなっていたのだが、どうも枕崎から伊集院まで走る路線バスがあるのだとかで、これを使えば翌日の比較的早い時間帯に伊集院駅に立ち戻ることができるはずだ。そこから、鹿児島本線。おれんじ鉄道、再度鹿児島本線とつなげて熊本に到達した後、フェリーで島原に渡る。実はこのフェリーも難題となっていたところで、どうしても都合の良い便に間にあいそうもなくて悩んでいたのだが、枕崎泊まりにめどが立ったことで勝機が見えてきた。

 島原から島原鉄道と長崎本線を乗り継いで長崎で一泊。さらに翌日、やはり他の鉄道使いと対した時に位負けしないように、佐世保駅とたびら平戸口駅にチェックイン。これで今回の旅の主要な目的は果たせたことになる。後は、ここにどの程度の城要素や歴史要素を乗せられるかどうかと言ったところだ。九州方面でよく目に付く落穂と言うと、福岡周辺の古代城郭・古代史跡ヶ中心なので、新幹線で帰る腹さえ決めればどうにかなりそうな気はする。

 後は果断的精神を持って、フェリーの予約をするだけなのだが、割と持ち出しが多くなりそうなのと、決行を予定している年末にうまく仕事が片付くかどうかが気にかかるところ。珍しく仕事の心配などをしているのは、悪い予兆なのかもしれない。

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