狩リノ・時間ダ

 予想以上に苦労はしたが、なんとか白馬岳から無事の帰還を果たした。そしてこちらは予想通り、このまま高山を終えるのはあまりにも物足りなく感じる日々。その受け皿となるべくプランを練っていたのが八ヶ岳だけれど、やはり北アの核心である槍穂高エリアに分け入りたい思いは強く、さらにいろいろな悪だくみを重ねている。

 そこで思いついてしまったのが、涸沢まで行って紅葉狩りをして帰ってくる、というもの。wikipediaによれば、涸沢(と言うか涸沢カール)の最も低いところは標高2300mほどだという。低くはないが、高山と言うほど高いわけでもない。泣き所となる高山病症状が強く表れるより前に到達できるポイントなので、フル出力で頑張って日帰りするのも良いのではないかとそんなことまで考え始めている。夜行バスで上高地に入り6時間で涸沢着。1時間ほどもやもやして5時間で上高地に帰り、遅い時間帯のバスで上高地を去る。行動時間は11時間、歩行距離は30㎞超なので長行程なのは間違いないが、幸い累積標高は700m程度と抑えめなので、この無理は通してみたい気がする。と言うか、すでに下山後の宿を高山市内に予約してしまったのだけれど。後はバスの予約が首尾良く行くか、体作りが順調に行くか。そこは課題になってくる。

 この方針が固まるまでに、いくつかの山に関する調査もしてみたので備忘のためにその情報をここに残しておく。
 
■福地山
 奥飛騨エリアの低山と言う稀有な枠として長らく狙ってきた福地山。家から遠くなければ日帰りも容易な山だが、実際は登山口までが遠い。高山駅に着けるのは最速で午前10時過ぎ。意外にも特急利用ではなく始発の普通を乗り継ぐのが一番早いようだが、登山口に着けるのは昼前になってしまう。そこから登って下って夕方になるくらいまでは見通しが立つが、そこから名古屋まで帰ろうとすると順調に行って20時頃になる。その程度には戻れるとも言えるが、日帰り低山登山としては結構重めの行軍となる。

■金時山
 首都圏在住者のハイキングコースとして親しまれている箱根の秀峰。御殿場市と箱根町の境辺りにあるので、御殿場からアプローチすることが可能かと思いきや、現実的には小田原まで新幹線で移動して、箱根登山鉄道を利用し東から攻めざるを得ないと結論付けた。山自体はそんなに高くないので、それでも十分自由時間は残せる。わざわざ神奈川くんだりまで行くのであれば、金時山だけ登って終わりにはしたくないので、他の何かと絡めたいものだ。

■東海自然歩道
 東行きにはいろいろ課題が多いことがわかり、春先の箕面ゴール以来歩けていないが、家山駅から蔵田または久能尾辺りまではまだ現実味がある。安全に歩こうとなると、すでに前回の犬居~家山区間でそうしたように島田あたりへの前泊が必要になるのが二の足を踏みたくなる原因ではあるけれど、計画自体が成り立たないというほど厳しい相手ではないので、何とか実現にはこぎつけたい。

 問題は、これらすべてを同時に実現することは難しいという点。福地山は今シーズンアウトでも問題は少ない。場所柄、適期の短い山ではあるけれど、来シーズンに送ることは考えられる。金時山は、多少遅いシーズンでも大丈夫そうだし、むしろその方が富士山も映える。問題は、涸沢、八ヶ岳、東海自然歩道に加え、秋の乗り放題パス旅が9月下旬からの1か月くらいの時期に集中することになりかねない点だ。毎週出かけるとして、涸沢→乗り放題→八ヶ岳→東海自然歩道の順になるだろうか。もしくは、9月に2回ある3連休のうち、敬老の日がらみの方を東海自然歩道に充てるというのはありかもしれない。

 そんなことを考えながら、まずは8月末の福島旅の準備を進めなければならない。一応、不通列車の旅と言うことでコンセプトは固まった。相馬に行き、会津若松に一泊。もとはそこから日光に抜けるつもりでいたが、そこから只見線と言うのに乗ってみることにした。無論、予約の必要な旅路ではないので、元の予定通り日光に行っているという展開もまだ可能性としては残っているのだが。

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