逆風

 ようやく、全国の緊急事態宣言明けが見えてきた感じである。それでも、何かにつけて行動に制約を受けるのは避けられそうにない情勢だが、特に気がかりとなるのは、夏の裏銀座に関する話である。何となく、大町までの道筋にはめどが立ったので、最悪の場合は針ノ木岳日帰りに振り替えることを考えているのだけれど、やはり一度思い立ったからには裏銀座に行きたい。その場合、どうしても小屋の営業体制が問題になってくる。

 予定の経路上に存在している小屋は、烏帽子小屋、野口五郎小屋、水晶小屋、三俣山荘、双六小屋、そして槍ヶ岳山荘である。このうち、行程の都合から利用したいと考えている小屋は、野口五郎小屋、双六小屋、槍ヶ岳山荘の三箇所なのだが、5月24日現在で各小屋のホームページでこの夏の体制を確認してみたところ…。
 
烏帽子小屋
新型コロナに絡む今年度の営業体制について言及なし。ブナ立尾根を登り切って間もないところにあるので、もともと初日の宿とするのは考えにくいが、野口五郎がダメとなった場合、こちらを当てにせざるを得ない。

◎野口五郎小屋
ホームページでの言及はないが、フェイスブックによれば、小屋を開けるかどうかという段階から、まだ方針未定のようである。

三俣山荘
水晶小屋
同じ経営者によって運営される小屋なので、基本方針は同じ。つまり、従来の定員の半分程度を受け入れる完全予約制。営業開始日に微妙なずれがあり、水晶小屋が7月23日から、三俣山荘が7月20日からとなっている。予約受付はともに6月10日10時から開始とのこと。ちなみに、三俣山荘はかの「黒部の山賊」の舞台になった小屋なので、どうせなら泊まってみたいような気がしないでもなかったけれど、結構使いづらい状況になってしまった。

◎双六小屋
7月15日から営業開始。予約制による宿泊制限。予約受付の開始時期については明言されていない。例年の通常営業を前提とした説明があるだけである。

◎槍ヶ岳山荘
7月15日から営業開始。予約受付開始は7月1日より。他のように完全予約制が謳われているわけではないが、宿泊者数制限を伴わない予約にさほどの意味があるとは思えないので、たぶんそういうことなんじゃないかとは思う。

(おまけ)穂高岳山荘
6月上旬を目途にホームページにて、営業開始日(7月15日)以降の方針について告知予定とのこと。

 なんというか、連泊前提の裏銀座縦走は、今年に関してはまず寝床を確保できるかどうかで躓きそうな運ゲーと化しつつある。全体計画が非常に立てづらい。何となく、槍とか穂高とか、規模の大きな小屋の1泊ならどうにか都合がつきそうな感じもするので、今年は針ノ木+奥穂高を落としどころにしようかという気になりつつある。

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