テーマ:博物館

九州完結の旅・その3

 翌日は、旅先にしては珍しく遅めの時間帯に起き出し、熊本駅を出発した。鹿児島本線の車内から韓々坂駅をひっかけたのを合図に、レーダーで池田駅を取って熊本県全駅制覇も完成した。今日はこの後、この調子で福岡県制覇も狙っていくのだけれど、要するに筑豊本線周辺の10駅余りを取り残しているだけなので、そんなに時間はかからないはずだった。そこで、道中…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

寺と大根と私(前編)

 話は遡るが、伊勢神宮へ行くにあたっては近鉄週末フリーパスを使った。JRで行けないことはないが、伊勢鉄道線を経由しないと時間がかかるし、3日1セットのこの切符の使い道を思いついたし、とにかく近鉄を使うことにした。伊勢行は1日の日帰り。残り2日は、大阪・京都への旅に使うことにした。  これまでで最も他愛もない大阪旅行だけれど、例のゲ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

迫鯨・その1

 wikipediaによれば、紀伊半島は日本最大の半島なのだそうである。総論について異を唱えるつもりはない。何しろ、地図上で見る紀伊半島は確かにでかい。他にこれほどの大きさを誇る半島が国内に存在しないことも自明である。ただ、大きすぎて半島感が希薄なのに加え、紀伊半島の範囲を単純明快に定義する基準も存在していないというのも実情らしい。反面…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

仁義の下呂温泉

 白馬岳を降りた翌日。普通の山道とは違う雪渓下りで脚を使い込んだので、筋肉痛になった。これは是が非でも温泉に行かなければ癒すことができないと思ったのだけれど、適当な温泉がない。湯の山温泉、湯谷温泉、西浦温泉等、近場の温泉をあれこれ探してみるのだけれど、どうもこれはと言うのがない。なんだか行く手間のわりにとっつきにくいところが多いし、お手…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【売薬地方都市】富山の博物館を熱く語る(イタイイタイ病資料館)

 九州旅行の時に立ち寄った水俣病資料館で、四代公害病と呼ばれるもののそれぞれに同種の資料館があることを知った。一番近場の四日市ぜんそくはいつでも行けるし、逆に第二水俣病は遠過ぎてそう頻繁にはいけないのだけれど、その中間に位置するイタイイタイ病資料館は、違う意味で行きづらい。富山市の郊外に開設されているのだが、鉄道の駅からは遠く、路線バス…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

【山岳地方都市】大町の博物館を熱く語る(大町山岳博物館)

 春の18きっぷ旅で行き先に困るのは今回に限った話ではない。いっそのこと、西・西・西の西日本三連戦に走ろうかと思った事もあったが、結局最後は東日本を目指すことになった。北陸新幹線が開通していなければ、北陸線で糸魚川まで移動し、大糸線で長野に進む目もあったけれど、今となっては詮無きことである。代わりに松本側から白馬に行くことも考えた。この…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【がまだす地方都市】島原の博物館を熱く語る(雲仙岳災害記念館)

 順調に用事が済んだので、バスに乗って来た道を引き返す。今度バスを降りるのは、アリーナ入口バス停だ。目指すは、がまだすドームこと雲仙岳災害記念館。この地域を貫く国道251号はがまだすロードの通称がついており、がまだすとは火山の意味なのだろうかと思っていたが、この地方の方言で「がんばる」という言葉なのだそうだ。周辺は、道路も町並みも新しい…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

【不知火地方都市】水俣の博物館を熱く語る(水俣病資料館)

 水俣で目指すのは水俣病資料館である。最近どうだかは知らないが、私が子供の頃、小学校の社会の教科書では公害病のことが取り上げられていた。四大公害病などと言われるものがあって、水俣病、第二水俣病(新潟水俣病)、イタイイタイ病、四日市ぜんそくがそれだ。それぞれの病気の症状まで詳しく踏み込むものではなかったけれど、これらの中でイタイイタイ病は…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

【究極大都会】東京の博物館を熱く語る(明治大学博物館)

 日本科学未来館があるのは、その名も高きお台場の一画である。駅で言うとゆりかもめの船の科学館駅が最寄りだ。新興地なのでJRの路線網からは少し外れたところだ。発展著しいウォーターフロントとは言え、少なからず僻地に向かう印象はあるのだけれど、そうしてたどり着いた科学未来館は、ちょっと期待外れだったと言わざるを得ない。体験型の展示が大多数を占…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【石の町】七宗町の博物館を熱く語る(日本最古の石博物館)

 七宗町から北、国道41号やJR高山本線は、飛騨川の峡谷・飛水峡沿いを走る区間に入る。昔からの難所だったことは想像に難くなく、道路も鉄道も、本格的な整備工事に入ったのはそんなに古い時期の話ではないし、昭和43年(1968)には、飛騨川バス転落事故と言う痛ましい事故も発生し、現在も交通上のボトルネックとなっている区間だ。上麻生駅はその入口…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【究極大都会】東京の博物館を熱く語る(遊就館・国立科学博物館・江戸東京博物館)

 東京‐名古屋間に横たわるのは、茫漠とした旅路である。その取り留めのなさの一因は、静岡県の広さにあるのだと思う。いや、広いと言うより東西に長い。新幹線の駅だけでも浜松、掛川、静岡、新富士、三島、熱海と六駅を数えるような細長い県内は、車窓風景の変化にも乏しく、都市と農村の境界みたいなところを行く区間が長い。見上げるようなビル群はない。茶畑…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【短期集中連載】戦慄のブルー3・その6

 さて、銅像は見たことがあるとは言え、銅像茶屋に併設の鹿鳴庵という小さな資料館は覗いたことが無かったので、今回はここに立ち寄ってみることにした。  言い方は悪いが、土産物の販売や食べ物の提供がメインの茶屋稼業の片手間で運営されているのか、受付に人はいない。呼び鈴を鳴らすと、茶屋側の店員が応対してくれたので、受付を済ませて先に進む。…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

【究極大都会】東京の博物館を熱く語る(東京国立博物館)

 世に博物館の類は数あれど、国立博物館とは大きく出たものだと思う。実際に国がバックについているので、それだけと言えばそれだけの名前なのかもしれない。唯一無二というほどレアな物でないのもまた事実で、今回訪ねる東京国立博物館のほか、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館と、同名の博物館は四館が存在している。愛称を「トーハク」と言う東…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【高原地方都市】茅野の博物館を熱く語る(尖石縄文考古館)

 その昔、小学館が「人物日本の歴史」と言う歴史漫画を出版していた。頭に「人物」と着かない姉妹版もあったが、「人物日本の歴史」の方が、重要人物軸で日本史を追いかけていくので、情報の密度は高かったような気がする。何を隠そう、私が生まれて初めて読んだ漫画本と言うのがこのシリーズの第1巻だった。ちなみに第2巻の主役は卑弥呼。卑弥呼の記述も中国の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【門前町】立山町の博物館を熱く語る(富山県立山博物館)

 立山黒部アルペンルートの全通は、昭和46年6月のことだったらしい。これにより、登山者のみならず一般観光客であっても、全長にして20㎞以上、最高所の標高は2450mの日本でも有数の高原地帯・北アルプスは立山連峰および後立山連峰を通過ないしは周遊することが容易になった。今日も多くの訪問者を受け入れる立山周辺だが、因果関係から言えば、アルペ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【恐竜地方都市】勝山の博物館を熱く語る(福井県立恐竜博物館)

 太古の昔。まあ恐竜とかの時代である。現在の日本の国土を形成する土地の大半は海の底だったと考えられている。従って数十年前までは、日本で恐竜化石を発見することは難しいだろうと言われていた。しかし、実際にはジュラ紀から白亜紀、つまり恐竜時代の後半頃には、ユーラシア大陸の東端部として既に陸地化している部分もあったらしい。1980年代、今で言う…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【航空地方都市】各務原の博物館を熱く語る(内藤記念くすり博物館)

 季節は春。最近は雨が続き、どちらかと言うと肌寒いような日もあったためそのことを忘れそうなこともあったのだけれど、土曜日は天気が良いと言うことだったので、春を満喫できそうなサイクリングに出かけてきた。目指す先は、内藤記念くすり博物館。際どいところで木曽川のこちら岸なのだけれど、すでに愛知県ではなく岐阜県各務原市となる。いや、木曽川の川中…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【こんにちは衛星都市】吹田の博物館を熱く語る(国立民族博物館)

 18きっぷの旅で、大阪は通過点となることが多い。東海道線をひたすら西に向かう場合の通過点だ。そして、帰りで気楽に立ち寄って行くには微妙な位置でもある。名古屋からは結構遠いし、メイン目的地が遠隔地だと、そこからもやっぱり遠い。そうした中で立ち寄ったみんぱくこと国立民族博物館は、大阪府吹田市にある。ここはJR路線の経路そのものから外れてい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ンマイなあああッ地方都市】多賀城の博物館を熱く語る(東北歴史博物館)

 S市の名産と言えば牛タンだが、今や高級品となってしまった牛タンを貧乏な一人旅で食べるのも何となく抵抗があったため、牛タンの残りの部位から作られる吉野家の牛丼でお茶を濁した。しかし、吉牛だけの夕飯と言うのも何となくわびしいものがあったので、近場のコンビニでおやつを買ってホテルに向かうことにした。本来ならばローソンであるべきところ、ファミ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【千年大都会】京都の博物館を熱く語る(京都文化博物館)

 京都歩きの途中で立ち寄った京都文化博物館は、京都市内の洛中と呼ばれるエリアでも、とりわけ中心部に近い烏丸御池駅の近傍にある。三条通に面して建つその建物は、かつての日本銀行京都支店を転用した古風な外観の別館と、いかにも近代的に洗練された本館とから成る。別館はホールやミュージアムショップになっており、博物館本来の機能は本館の方に集約されて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【大都会】名古屋の博物館を熱く語る(名古屋市科学館・プラネタリウム編 with 特撮博物館)

 久しぶりで病院に行った。それ自体は面白くもなんともない、数週間に一度程度の習慣なのだけれど、昼前の時間帯に伏見にいることができたので、ふと思い立って科学館に行ってみた。目当ては、長らくの懸案となっているプラネタリウムと、特別展「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」である。特別展の方はともかく、休日のプラネタリウムは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【港湾(西)大都会】神戸の博物館を熱く語る(人と防災未来センター)

 以前にどこかで書いた記憶はあるのだけれど、阪神淡路大震災発生のその瞬間、私はすでに目を覚ましていた。時に平成7年(1995)1月17日午前5時46分52秒のことだった。後に記憶を改変していない自信はないのだが、窓から見える空が明るかったので、そろそろ起きる時間かと思ったらまだ6時にもなっていない。そうしていると、地震が来た。と言っても…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【地方都市】犬山の博物館を熱く語る(博物館明治村)

 木曽駒ヶ岳攻略はなったものの、その代償として受けたダメージは大きかった。と言うかまあ、一晩寝ただけでは疲れが抜けきらなかったのだけれど、せっかくの秋の休みに家でダラダラしているのを良しとはできず、何となく外出してみる。昨日の今日で遠出は考えられなかったため、犬山の明治村に行くことにした。名鉄バスセンターや栄から出ている直通バスを逃した…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【金団地方都市】恵那の博物館を熱く語る(中山道広重美術館)

 恵那市に中山道広重美術館と言うのがある。市内にはかつて大井宿と言う中山道の宿場があり、歌川広重が「木曽海道六十九次」と言う作品を残していることから、このような美術館が設立されたのだろう。中山道の中でも独特の旅情を催すものとして名高い木曽路は、隣の中津川市まで続いており(最後の宿は馬籠宿で、大井宿との間には落合宿と中津川宿がある)、それ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

違う意味で悪霊にとりつかれた男

 最近、伏見界隈の広小路通りを歩いていると、名古屋市科学館のバナー広告が出ている。最近掲出されているのが企画展「ドラゴンボールで科学する」に関するものだ。私は常々、生命体を通して発せられるエネルギーで星を一つ消し飛ばそうとするとどのような化学反応が必要なのかが気になっていたので、そういうものを解明する展示なのかと思ったら、もう少しまっと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【大都会】名古屋の博物館を熱く語る(名古屋市博物館・幽霊・妖怪画大全集)

 今日は夕方近くまで部屋でグダグダしていたのだけれど、一念発起して名古屋市博物館へ出かけた。つまりは企画展「幽霊・妖怪画大全集」を見に行くためだ。前回、浮世絵を見に行ったときから気になっていたのだけれど、とっつきやすくて良かった。  博物館の閉館時刻は17時である。そんな中、現地に到着したのは16時のわずかに前と言うタイミング。1…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【大都会】名古屋の博物館を熱く語る(名古屋市博物館・大浮世絵展)

前回までのあらすじ  失われた大原美術館のお土産を探す決意をかためた私は、ついにグレコを発掘するのに成功した。  糸瀬山は結構ハードな山だったようである。登りはともかく、長く急な下りが相当堪えたようで、それ用の筋肉を酷使したらしい。3日越しの筋肉痛がいまだ全快していない。そして今日は雨である。さりとて1日中部屋で鬱々としているの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

天文館無邪気

 名古屋市科学館で、チョコレート展をやっていたので行って来た。年末くらいからの特別展だったので気がつかなかったのだけれど、どうもバレンタインを視野に入れてのイベントのような気がする。ちょうど高島屋では、全国の有名チョコレート店が集結し、まさにバレンタイン向けにチョコレートを売りさばくイベントが開催されている。  それに比べ、科学館…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【地方都市】犬山の博物館を熱く語る(リトルワールド)

 この冬の18きっぷの解禁日である昨日。旅行の計画も固まりつつあるのだが、さすがに直ちにどうこうと言うのはなかなか難しかった。一方、ここ最近これというお出かけをしていなかったこともあり、昨日は犬山市にある野外民俗博物館リトルワールドに足を伸ばしてきた。名鉄犬山線で犬山駅まで行き、そこからバスで、と言うアクセスルートしか想定していなかった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【大都会】名古屋の博物館を熱く語る(名古屋市科学館)

 今日、仕事を休んで健康診断に行ったついでに、名古屋市科学館に行ってみようと思い立った。お目当ては月並みに、現時点では世界最大だと言うプラネタリウムである。ところが、健康診断の場所を、他愛ない思い付きで守山区にしてしまったため、当初の目論みは崩れることになった。「こんな機会でもなければ守山区に行くこともないから」と思ったのだが、これが良…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more