テーマ:

雪国の春・その4

 栃木県内に残る未取得のJR線は二つ。日光線と烏山線だ。JR路線としては、いずれも盲腸線である。後者はともかく、前者はそのうち何かの用事があって行くことになりそうな気もするが、東武日光線もほぼ取れてない状態で、二兎を追うものは一兎をも得ないことになりそうなので、この18きっぷシーズンに取っておくことにする。宇都宮から日光まで行って折り返…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

雪国の春・その3

 旅の二日目は、まず新潟から関東に復帰するのが第一段階ということになる。これを在来線頼みで実現することになるのだが、群馬県に入ってからの水上駅がボトルネックとなるためか、早発しようが多少遅かろうが、結果に差はないということが分かった。7時過ぎの列車でまずは長岡を目指し、その後はそのままの流れで水上まで行けば良かったのだけれど、気持ち早め…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

雪国の春・その2

 フラワー長井線は盲腸線なので、来た道をそのまま引き返す。ついさっき通ったばかりのような道のりだし、普通なら飽きてしまいそうだけれど、沿線ののどかな風景を眺めていると、こういう旅も良いかなと思えてくる。などと旅情に浸っていたら、途中の駅から何かの団体が大挙して小さな車両に乗り込んできた。一両編成でもがら空き状態だった車内は、俄かに騒々し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

雪国の春・その1

 新潟県。かつて戦国の名将上杉謙信を輩出したこの地も、現在では見渡す限りの水田が広がり、国内有数の穀倉地帯となっている。言葉のあやとかでなく、新潟県は本当に広い。この広大な新潟の地を舞台に、現在を生きる私は、駅を巡る戦いを開始しようとしている。  駅メモによると、2020年現在、新潟県内には198の駅が存在することになっている。他…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

OKINAWAの世界

 沖縄旅行2日目は、朝の6時半から行動を開始した。昨日の日没が遅かったことからおよそ予想はついていたが、南国の沖縄は日の出も遅い。名古屋よりは赤道に近いので、若干は日照時間が長くなるのではないかと思ったのだが、6時半でも外はまだ暗かった。7時になる頃でも、まだ空は薄暗かった。天気のせいもあるのだろう。  まずは美栄橋駅まで歩い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

亜空の瘴気コロナウイルス

 都合三度目となる沖縄旅行。ゆいレールの延伸に端を発する駅取り旅であることは否定のしようもないけれど、他方沖縄は車社会でもある。公共交通網は貧弱なのだとばかり思っていたのだが、意外に路線バス網が発達しており、路線の有無だけで言うと、わりと本島内のあちこちに行くことができるのが分かった。もちろん、本数が多いとは言えないので、そこは注意すべ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九州完結の旅・その5

 最終日。今回の旅の大目標は九州平定にあったので、昨日の福岡制覇をもって当初の目標は達成されたことになるのだけれど、ついでにもう一つ片づけておきたい案件があった。山口県平定である。一般に錦川鉄道が最大の難所とされる山口県だけれど、これは前回の九州旅行のついでに片づけている。その結果、美祢線だけが残った。  美祢線もまた、すでに乗っ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九州完結の旅・その4

 それなりに得るものもあったところで、石炭産業科学館を後にした。再び大牟田駅前まで歩き、今度はバスで宮原坑へ。こちらも車で駅から20分弱かかる距離だとされているが、歩いて歩けないほどの距離ではなさそうだった。ただ、今度は時間短縮のためのバス利用である。  宮原抗は、郊外の原野みたいなところにある様子を想像していたのだけれど、意外に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九州完結の旅・その2

 あと熊本で残るのは肥薩線とくま川鉄道のみとなった。いずれも列車本数が多いとは言えない路線だが、前者については特に本数の少ない人吉以南区間を先にアイテムでやっつけているので、どうにか今日の日程に織り込むことができた。そうは言っても、熊本から人吉までが思いのほか遠い。八代までは比較的速やかに進めるのだけれど、まず八代駅で乗り継ぎ待ちが発生…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九州完結の旅・その1

 私のような、とりあえずどこかに出かけられれば良いというタイプの人間にはさしたる問題にはならないのだが、例のゲームがある程度進捗してきて全駅制覇を真剣に考えだすと、旅行のついでにゲームをするのではなくて、ゲームのために旅行をするようになってくる。私はすでにこのステージにまで進んでおり、そうした甲斐もあって地方制覇も順次完了するような状況…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アイアンカムイ・その5

 翌朝。つけっぱなしになっていたテレビからは、桝太一アナの声が流れていた。耳慣れたいつもの番組。始まったのは、アイドルグループがオリンピック競技に挑戦する趣向のコーナー。飛び起きる。このコーナーが始まるということは、7時が目前であることを意味する。寝過ごした。今日乗る予定の列車は、東室蘭駅7:18発の特急。慌てて身支度を済ませ、駅に向か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アイアンカムイ・その4

 駅の旅の朝は早い。朝が早いだけならともかく、夜が遅いのもつらい。昨日は結局、23時近くに場末感のあるカプセルホテルにチェックインした後、ラーメン横丁にある弟子屈で辛味噌ラーメンを食った。風邪でのどがやられていたので、辛味噌は鬼門となった。そこから風呂に入ったりしたので、眠りに着いたのは結局日付が変わるような頃合いのことだった。不幸中の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アイアンカムイ・その3

 朝方の光の中にまどろむ釧路駅は、思っていたよりは大きな駅だった。道東地域の要となる駅なので、それは当然なのかもしれないが、意外なことにまだ入口が解錠されていないらしく、駅前には十数人ほどの駅の戦士たちが集結しつつあった。なんだかかつて博多駅でも似たような光景を見た記憶があるが、釧路駅前にいる者は、どこからどう見ても完全無欠の駅戦士たち…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アイアンカムイ・その2

 JR北海道は、平成28年11月18日付で、「当社単独では維持することが困難な線区」として、13の線区を公開している。少々長くなるが列挙していくと、札沼線(北海道医療大学~新十津川)、根室線(富良野~新得)、留萌線(深川~留萌)、宗谷線(名寄~稚内)、根室線(釧路~根室)、根室線(滝川~富良野)、室蘭線(沼ノ端~岩見沢)、釧網線(東釧路…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アイアンカムイ・その1

 一般に、駅メモで全国制覇を目指すにあたり、最大の障壁となるのは北海道だと言われる。個人的には異論があって、乗り継ぎの悪さで言えば中国山地の方がより質が悪いと思っているのだけれど、とは言え北海道も、一筋縄で行く相手ではない。そんなわけで、中国攻略の前哨戦として、北海道と決着を着けに行くことにした。難敵はいくつかある。2016年の台風で致…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その6

 今日の本命は、長らく行きたい行きたいと言ってきた大和ミュージアムである。これに大久野島を乗せたかったのだが、島に渡る船の出航時刻の都合で、大久野島は今回見送ることになった。ミュージアムの開館時刻を意識しつつ、アストラムラインを取ろうとすると、だいたい6時を回ったころから行動を開始すれば良さそうだ。わりと遅い時間帯だと胸をなでおろす心境…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その5

 博多駅から、新幹線ひかり号に乗ったが、虚を突かれた思いがした。10連休もそろそろ終わりが見えてきて、我を見失って九州まで長めの旅行にやって来た勢も、そろそろ帰るべき我が家を目指し、大挙して東に向かう新幹線に乗り込むものと思っていたのに、そんなこともない。ひかりの自由席車両はのぞみのそれより多めに編成されているとはいえ、それにしても余裕…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その4

 大都市近郊で鉄道路線が増え、それに属する駅が増えるというのは良くある話である。首都圏は言わずもがな、政令指定都市を抱える大型県の周辺でも、ごく当たり前のようにそういうことが発生する。古くから100万以上の人口があった福岡市周辺で路線数が多くなるのも当たり前のことなのだが、こと福岡に関しては、他の地域にはない傾向が見られる。一般には、地…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その3

 長崎の短い夜は明けた。この種の旅としては比較的遅い6時半過ぎに宿を出て、まずは少し西側に位置する浜町アーケード駅に向かう。繰り返しになるが、ここは駅というよりも電停である。駅舎はもちろん、ホームといった普通の駅のような施設はなく、路面電車が走る道路上の一画に、小さな乗降所があるだけの場所だ。長崎最後のひと駅としては誠につつましやかでは…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その2

 九州横断バスは、別府と熊本の間を行き来している。起終点の位置関係だけに注目すると、都市間高速バスが走っていてもおかしくなさそうな距離となるが、実際には交差点も多くはない九州中央部の山地を走る時間が長く、高速道路上を走るものではない。それだけに、土地勘がないとどこをどのように走るものなのかほとんど見当がつかない。主要停留所のうち、それが…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

令和最初の九州旅・その1

 2019年4月30日。つまり平成最後の日。テレビの番組はしきりに「平成が終わるタイミング、あなたはどこで何をしていますか?」というようなメッセージを発していて、ああ一つの時代が終わるのだなあという思いを強くしていた。いくぶんか感傷的な気分になっていたのは間違いないのだけれど、実際そのタイミングを迎えたとき、私はメランコリックな気持ちに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

城崎にて

 青春18きっぷの残り2回の使い道を考えていた時、例のゲームが城崎イベントを開催するという情報が舞い込んできた。ゲーム内報酬がもらえるのに加え、城崎温泉駅近くの観光案内所か何かに行くと、特性タオルがもらえるのだそうだ。ちなみに、タオルにあしらわれているイラストはなぜか鉄道むすめらしいので、どうも一貫性のないイベントのように思えなくもない…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その8

 もともとの予定だと、この旅の最終日は秋田内陸鉄道を走破したのち、盛岡まで抜け、IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道で八戸まで進んだあと、東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで帰る計画となっていた。これで初日にわずかの取り残しがあった青森県をコンプリート出来るし、二日目に大館からレーダーを撃ったのも、奥羽本線鷹巣駅から秋田内陸鉄道に進む方針を…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その7

 11:09、五能線の旅本編が始まった。すでに触れた通り、途中で乗り継ぎ待ちのために2時間近い待ちが生じるのも併せて、この路線の終着である東能代駅に着くのは16:19のこととなる。何百kmと移動するわけでもないのに全線走破に一日仕事に近い時間を取られるのは、知ってる限りでは飯田線に近いものがあるのだけれど、飯田線ほど駅間距離が短く駅数が…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その6

 だいぶ前の紅白歌合戦だったと思うが、何とかいう名前の演歌歌手が、自分の持ち歌に「五能線」という歌があるのを話していた。青森県の五所川原と秋田県の能代を結ぶ路線だから五能線という、ありがちな名づけをされた路線ではあるけれど、歌の題材になるくらい風光明媚な路線らしいというのは印象に残り、地図でどこを走っているのか調べてみたことがある。結果…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その5

 昨日は、ぐっすりとは眠れない夜行バスでの旅が終わるや否や、一日に渡る移動を続けた。今日は今日で、朝一番から動き出している。当然、眠い。ようやく走り出した津軽線の窓の向こうに見える風景は、目を見張るほどの絶景というわけではない。まさに牧歌的と呼ぶにふさわしい、田舎町のそれだ。まどろむような光景が続く。昨夜の久慈は凍えるように寒かったが、…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その4

 駅メモのゲーム上、青森県の登録駅は全172駅となっている。もっと少ない県がある一方、もっと多い都道府県もある。要するに平均的な数と言える。路線図上の線形に注目すると、隣接県に出ていく箇所が意外と多く、かつ離れているのが県コンプを目指す上で厄介と言えば厄介である。狭義での盲腸線とは違うので、A路線で他県に出た後、県外でB路線に入って再び…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その3

 以前の私の旅では、たいていの場合まっぷるのロードマップを持参していたのだけれど、スマートデバイスの普及に伴い、めっきりそういうこともなくなった。いちばん最近使ったのは、たぶん北海道旅行の時だと思う。北海道くらい広域を移動する旅ならロードマップの持ち味が生きてくるのだけれど、鉄道+徒歩移動がメインの旅だと、スマホなどからデジタル地図を開…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その2

 気仙沼駅から先は大船渡線に入る。一関から気仙沼までの間の大船渡線は、普通に線路が現存している。前回の旅ではこのルートをたどったのだが、とどのつまり気仙沼から先はBRT化しているので、今回の旅においては気仙沼駅でバスからバスに乗り換える形となる。ちなみに、バスだろうと何だろうと、JRの鉄道路線と言う位置付けに変わりはないため、普通に18…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

8年目の春に・その1

 テレビのニュースでやっていたが、岩手県大槌町の、津波被害を受けて破壊された旧役場庁舎が、取り壊されるのだそうだ。津波をはじめ、地震の猛威を受けて破壊された建物については、震災遺構として保存の動きがあるのと同時に、被災体験を持つ地域住民からは撤去を望む声も上がっているのだという。震災で破壊された建物を見るにつけ、辛い記憶が呼び覚まされる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more