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山登ってみよう【涸沢岳・前編】

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!「おれは奥穂高を登っていたと思ったらいつのまにか涸沢岳を登っていた」。な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。道迷いだとか計画変更だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。  いろいろ…
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山登ってみよう【望岳の下呂御前山】

 奥穂前最後の山は、下呂御前山こと空谷山にした。下呂温泉の後背にそびえるこの山は、下呂温泉を象徴する山…と言いたいところだけれど、最初に源泉がわき出したとされる湯の峰や、下呂温泉を直接見下ろす位置にある下呂富士と比べて奥まったところにある。標高も1400mを超え、里山と呼ぶにはいささか高く、古くから御嶽山の遥拝する山として登られてきたと…
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山登ってみよう【旧摩耶道から摩耶山】

 いったい、今年の梅雨はどうなってしまったのかと思う。昨年旅した人吉や湯前、いつか歩いた芦北と言った地域が大規模な水害に見舞われたのを皮切りに、この夏あてにしている高山本線までもがすんでのところで飛騨川の濁流に消えそうになるなど、いつまで経っても雨がやまない。とどのつまりは謎の四連休も雨に祟られることになった。こんな状況下で裏銀座を歩く…
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もっと諦めが肝心

 針ノ木峠にある針ノ木小屋は、今期営業しないのだという。もともと、小屋泊まりの必要のない山として選んだ針ノ木岳だが、詳しく事情を追ってみると、針ノ木小屋はアルプスならぬヒマラヤで活動しているのであろうネパール人のサポートによって運営されており、昨今の世界情勢では彼らの来日は望めず、荷上げもコース整備もままならぬ状態に追い込まれたのだそう…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・大平~井出・後編】

 なおも下る。坂を下りきったところにある徳間の集落まで進めば、今日の行程も3分の2程度が終わったことになるし、何より人恋しい気分になっていたので、気は逸る。徳間まで行けば、上手くすれば自販機くらいはあるかもしれない。そんなことも期待しながら、なおも下る。思いのほか、道のりは遠い。道中、名もない滝を道から眺められる区間ではあるけれど、日差…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・大平~井出・前編】

 静岡県脱出にリーチがかかった東海自然歩道の旅は、コロナ禍とか諸々の事情により停滞期に入っている。一応、外出自粛は6月の頭で明けているのだが、東海自然歩道よりも優先したい遠征にかまけているうち、6月も終わりが見えてきた。何となく、東海自然歩道に足が向かなくなっているのは、静岡県最終区間へのアプローチに使わざるを得ないデマンドバスというも…
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山登ってみよう【位山】

 今だから書くが、大文字山での怪我は結構ダメージが大きかった。右足の膝下全体が内出血で壊死寸前みたいな赤黒い色に変色するし、筋挫傷を起こしたのか歩くのにも難儀する状態に陥ったが、さすがに傷も癒えてきた。そこでリハビリ方々、新たな山に行ってみることにした。今回狙うのは飛騨の山である位山だ。霊山として知られ、船山、川上岳とともに位山三山と呼…
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諦めが肝心

 この場を使っていろいろ検討を続けてきた裏銀座行きだが、今年はあまりにも状況が悪すぎる。 敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事が山の極みかもしれないが、このままだと今季は裏銀座と心中することになりそうな気がしてきたので、諦めることにした。叶いもしない夢を見るのはもう止めにすることにしたんだから、今度はこのさえない現実を夢みたいに塗り替え…
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暗雲

 南アルプスの多くの山小屋が、今期の営業休止に向け舵を切ったらしい。北の小屋の多くは、これとは対照的に営業規模を縮小しながら今夏も小屋を開く方針を打ち出しているので、ある意味で対照的な判断と言える。が、南の判断は、明に暗に北に影響してくると思う。一番現実的な影響として考えられるのが、もともと南に行くつもりでいた首都圏勢が北を目指すことに…
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山登って外伝【京都一周トレイル・東山コース with GoPro】

 GoProを買った。型落ち気味のHERO7だが、高いおもちゃだった。想定する用途は、主に山用。普通のデジカメにそこまで不満があるわけではないけれど、やはり動画に比べて臨場感に劣るような気がするので、この夏の大冒険に向けて購入したものだ。もちろん、ぶっつけ本番で使うにはちょっとコツがいりそうなので慣らし運転のつもりで、何となくふさわしそ…
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山登ってみよう【遠望峰山】

 県を跨いでの移動を掣肘され、自由に動き回れない日が続くが、逆に県境を越えなければそんなに厳しく移動を制限されるというわけでもないようである。そこで、そんな事情でもなければなかなか出向くことのないだろう近場の山に行ってみることにした。今回の的は遠望峰(とぼね)山。蒲郡市の裏山みたいなもので、標高は443mと大して高くないが、三河湾の展望…
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逆風

 ようやく、全国の緊急事態宣言明けが見えてきた感じである。それでも、何かにつけて行動に制約を受けるのは避けられそうにない情勢だが、特に気がかりとなるのは、夏の裏銀座に関する話である。何となく、大町までの道筋にはめどが立ったので、最悪の場合は針ノ木岳日帰りに振り替えることを考えているのだけれど、やはり一度思い立ったからには裏銀座に行きたい…
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辛かった登りアワード

 遅筆というほどのこともないが、最近ブログ記事をアップするペースが落ちた。大体、旅行記系の記事をだらだらと書くせいである。叙述的な方向に徹することができればそうでもないのかもしれないが、何を見、何を聞いたかとともに、何を感じたかを残しておきたいと思うので、これらを全部乗せしようとすると時間がかかる。ただ、怪我の功名と言ったところか、その…
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大きな山を探そう

 行者小屋に空き巣が入ったのだそうである。例年ならゴールデンウィークの営業に入っていた時期だろうが、最近の風潮に従い、営業を自粛していたら、そこをやられたということらしい。なるほど、山小屋なら警備装置の類が発報したとして、警備員とかいった人たちが現場に駆け付けるまでは何時間かかかるだろうから、それを見越しての犯行ということなのかもしれな…
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氷壁読了

 自宅軟禁のようなことになってしまったので、長らく付き合ってきた「氷壁」を読み終えた。読了まで、買ってから半年くらいはかかったような気がする。沖縄に行く飛行機の中でナイロンザイルが切れるくだりを読んでいたので、そこからでも3か月余りの時間がかかっているのは確実だ。もっとも、ボリュームで言えば上下巻に分かれていてもおかしくないほどの長編小…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・後編】

 双耳峰なので、文珠岳から薬師岳に行くまでの間は、やはり100mほど下って登っての道のりがあるのだけれど、肝心の薬師岳の山頂には仏様が祭られているだけで、ハイキング的にはあまりポイントが高くない。東海自然歩道規格のベンチとテーブルはあれど、誰も休憩してはいない。私も、写真だけ撮ってそそくさと通り過ぎる。  事程左様に、竜爪山へ…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・前編】

 竜爪山は、東海自然歩道静岡県コースに横たわるコース内最高峰である。双耳峰で、文殊岳(1041m)と北側の薬師岳(1051m)という二つのピークから成る。展望の良い山らしく、地元では人気のハイキングコースとなっているようだ。この山が見えてくると、静岡県コースの終わりは近い。逆の見方をすれば、ここが静岡県コース最初の関門と言うこともできる…
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山登ってみよう【池田山】

 久しぶりにこの話をするけれど、東海自然歩道には、難所と呼ばれる箇所が3箇所ある。丹沢、岩古谷山、そして日坂越である。丹沢は、エスケープルートがないままアップダウンを繰り返すロングコース。岩古谷山は東海自然歩道では別格級の険路。これらと並ぶ日坂越が難所である理由は、とにかく交通が不便な点にあると自分なりに解釈していたのだけれど、実はその…
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山登ってみよう【石巻山】

 沖縄旅行の消化不良を解消するべく足を運んだリトルワールド。それはそれで実りのあるものだったけれど、道中の都市高速や愛岐県境の丘陵地からは、冬らしく澄み切った空気の向こうに、真っ白な御嶽山が見えた。リトルワールドからも近い鳩吹山とか、このタイミングなら低山ハイクでも良かったかなと、ちょっと後悔したのも事実だった。そこで飛び石連休となった…
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裏銀座計画

 裏銀座縦走路とか呼ばれるものは、北アルプスの主稜線うち、長野県大町市の山奥の七倉ダムから、野口五郎岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳に双六岳と言った山々を経由して槍ヶ岳に至るコースのことを言う。安曇野に面し、そのため構成山群の知名度も高いもう一つの縦走路を表銀座というので、それとの対比で裏の名に甘んじているのだと思われる。コースのメリハリという点…
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熊野への道(田丸~三瀬谷)・前編

 熊野古道伊勢路の旅は、伊勢神宮を発ってから1か月ほどになる。1月も半ばを過ぎ、年末から年始にかけての予定を一通り消化したので、再始動することにした。差し当たって、田丸駅を出発地点にすることは動かしようがないところなのだけれど、今回のゴール地点は、いろいろ考えた末、三瀬谷駅にした。理由は主に二つ。三瀬谷駅が特急停車駅になっているので交通…
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野望の三ツ瀬明神

 年末年始はとりあえずどこかの山に行くのがここ数年の慣習みたいになっている。できれば歯ごたえのある山が良いのだが、この時期に積雪のない山は比較的限られて来るので、とどのつまりは三河の、ある程度深い山に足を運ぶことになるパターンが多い。今回は、三ツ瀬明神山に行ってきた。三ツ瀬明神何度目だ。  夏場の、ビッグマウンテンに向けてトレーニ…
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山登ってみよう【福地山】

 福地山は、奥飛騨にある標高1672mの山である。奥飛騨の山というと、何をおいても飛騨山脈こと北アルプスということになりそうだが、この山が北アルプスに含まれると説明されているのを見たことはない。北アルプスの主稜である槍穂高連峰とは、その名も高き奥飛騨温泉郷の広がる谷筋で隔てられている一方、北アルプスの南端とされる乗鞍岳の広大な支尾根上の…
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山登ってみよう【八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳周回)・後編】

 先を目指すにあたり、まずは眼下に見える赤岳天望荘に下る必要アリである。少しの間赤岳山頂にとどまった後、再び先を目指すことにしたが、ここで私はこの先の道のりに一抹の不安を覚えることになった。人気の山域なので当然のことなのだが、すでに渋滞が発生しつつあった。これまで、人気の高い山に登るときは、人の集まりそうなタイミングを外すようにしていた…
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山登ってみよう【八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳周回)・中編】

 現代の都会の夜では実感しがたいが、満月の光は「昼をも欺く明るさ」と形容される。未明に目が覚めて、まず思い出したのは、この言葉だった。居室の窓の向こうの山の上には、ほぼ満月と思われる丸い大きな月が出ていて、さめざめと輝くその光が部屋の中を明るく照らしていた。時計を見ると、4時半少し前。間違いなくアラームをセットできるなら、二度寝したいタ…
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山登ってみよう【八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳周回)・前編】

 八ヶ岳という名は、長野県から山梨県北部にかけて連なる一群の山塊のことを意味する。この間の穂高の時と同様よくある話で、単独のピークを指すものではなく、北の蓼科山から南の編笠山までの領域を指すのである。エリアの中ほどにある夏草峠により、北八ヶ岳と南八ヶ岳に大別されるが、北八ヶ岳の蓼科山と北横岳には、私も登ったことがある。比較的人里に近いエ…
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【大都会】名古屋の駅地下で幻のアウトドアショップを見た

前回までのあらすじ ザイテングラートでずりずりしたらお尻が破れた。  自らの行いに恐怖しているところなのだけれど、9月3連休の八ヶ岳で小屋の予約をしてしまった。首都圏からも近く、それでなくても人気が高いと言われる八ヶ岳のしかも、赤岳鉱泉である。きれいと言われる小屋ながら、野戦病院のような状況に放り込まれることは今度こそ避けられそ…
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山登ってみよう【奥穂高岳・後編】

 朝が来た。どうせ雨がしとしと降り続くような天気だろうと高をくくっていたのに、窓の外を見てみるとどうも様子が違う。既に行動を開始し始めようとしている一部の登山者が、小屋前のテラスにたむろしているのだが、雨が降っているような様子はない。ガスは濃く、視界は不良と言ったところだが、いったいどうするべきか。戦わずして撤退することになるだろう見通…
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山登ってみよう【奥穂高岳・中編】

 涸沢ヒュッテは、冬季には完全閉鎖されるのだそうである。場所柄雪崩に見舞われることがしばしばで、いろいろ大変そうだ。デアゴスティーニが発売している「日本の名峰DVD付きマガジン」のごく早い巻では奥穂高が取り上げられており、内容は元スキー選手が残雪の奥穂高でスキーを滑るという逆張りを狙い過ぎた頓珍漢な内容だったのだが、とにかくその中で毎年…
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山登ってみよう【奥穂高岳・前編】

 奥穂高岳は、穂高連峰の盟主ともいわれる山で、その標高は3190mに達し、日本で第三位の高峰ということになる。一位は言わずもがな富士山で、二位はかつて登頂を断念した北岳。それに続く標高を誇る。ちなみに、奥穂高に次ぐ高さの山は、3180mの槍ヶ岳で、日本第五位。実は南アルプスの間ノ岳が奥穂高と同率の第三位タイなのである。余談ついでに北岳の…
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