テーマ:登ってみよう

山登ってみよう【三上山】

 今は昔の平安時代、藤原秀郷という武人がいた。通称を俵藤太。妖魅の類を退治したという言い伝えで知られるが、史実上確かな事績というと、平将門を追討したのがこの人である。将門は、同時代の都人から人外とばかりに恐れられたので、これを討った秀郷が妖魔退治の豪傑と言われるようになったのかもしれない。そんな秀郷にまつわる最も有名な伝説が、近江国…
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山登ってみよう【データ収集の鳩吹山・継鹿尾山】

 鳩吹山は岐阜県可児市に、継鹿尾山は愛知県犬山市にある山だ。ともに低山で登りやすく、ハイキングには好適である。県こそ違えど隣り合うと言って良いような位置関係の山なので、別個に登られることもあれば縦走されることもある。かくいう私は、東海自然歩道がらみで継鹿尾山の方に登ったこともあるし、それとは関係なしに縦走したこともある。何より名古屋から…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・沓掛~加太】

 東海自然歩道歩行は、よほどのことがない限りあと4回でゴールにたどり着く。山中湖まで歩く次回。丹沢はエスケープポイントの関係で二分割縦走以外のやり方が思いつかない。丹沢を終えたら、後は1日で高尾山まで歩く。ただ、これで完結かというと、そうでもない。支線があるのもさることながら、本線のうち、三重県の加太前後が通行止めとなっており、ここを歩…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・本栖湖~河口湖・後編】

 今日のコースは、大まかに言って三部構成のようになっている。樹海を歩く中盤、足和田山を歩く中盤、富士河口湖町の郊外を歩く中盤と言った具合だ。鳴沢氷穴まで歩いたところで樹海は終わり。ここから先は、ごくオーソドックスな山歩き区間となる。ちょっと樹海の風景に飽きが来ていたこともあり、当たり前に展望を楽しめそうな山歩き区間には、期待が高まる。特…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・本栖湖~河口湖・前編】

 日に日に寒気は強まり、本格的な冬の訪れが近いことを感じさせる。自宅の周辺はともかく、標高の高い地域はそのうち本格的な降雪を見ることになるのだろう。その前に、今年最後の東海自然歩道に出かけた。目指すは河口湖。持ち出しのことを考えると今が一番つらい所だが、潤沢な行動時間を確保するために、またしても前泊の方針を採用することになった。今度は新…
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山登って外伝【唐櫃越】

 2020年の大河ドラマは、明智光秀である。かくいう私は、江を最後くらいにして戦国ものであっても大河ドラマは見なくなっているのだけれど、明智光秀ともなれば戦国武将の中でも大物と言って良いので多少なりとも関心はある。光秀という人の生涯を追う場合、年の瀬に向けて大きな山場が連続することになる。たぶん、11月も終わりが見えた頃には本能寺の変を…
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山登ってみよう【ダイヤモンドトレール・屯鶴峯~葛城山・後編】

 二上山の前後から、コースの整備状態は目に見えて良くなった。それを象徴するかのように、コース上の樹木には「ダイヤモンドトレイルラン2020 大会開催のご案内」というPRが取り付けられていた。開催日は11月7日(土)。昨日のことだが、そのコースは二上山~金剛山~中葛城山~紀見峠となっている。二上山以前の正規コースは道が狭隘だわ、スタート地…
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山登ってみよう【ダイヤモンドトレール・屯鶴峯~葛城山・前編】

 久しぶりに、ダイヤモンドトレールに行こうと思った。  コロナ禍で客足が遠のいた鉄道各社は、利用者を呼び戻すためにフリーパスの類を次々と発売している。注目しているのは西日本以西のJR各社や九州単独の新幹線含む乗り放題パス、一番登場を期待したいのは東日本with東海の同種パスだが、我らが近鉄もこの流れに乗っかり、いつもの「週末フリー…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・田貫湖~本栖湖・後編】

 この先の割石峠を前にして、時刻はちょうど13時半。さすがにここに来て分かったことがあった。この区間、平地に向かってわりと出入りのある山の裾を律儀になぞっていくので、それほど遠くないように見える場所まで進むのに予想以上の時間を取られる。ここから本栖湖まで、なお2時間程度の時間は必要となるかもしれない。指導標に表示されている所要時刻は、若…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・田貫湖~本栖湖・前編】

 苦闘の末に、東海自然歩道の駒を田貫湖まで進めたのが前回までの話。田貫湖回含め前数回は、コース自体の癖が強かったのでそこを抜ければ一安心くらいに思っていたのだけれど、その先のコースを検討しているうちに、この先もちょっと思いやられそうなことが見えてきた。理由は簡単、当初思っていたより、コースへのアクセス・離脱が不便そうである。田貫湖近辺ま…
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山登ってみよう【筑波山】

 JRのみならず、東武・西武をはじめとする大手私鉄が割拠し、鉄道網が高度に発達している首都圏だけれど、たび重なる遠征で少しずつその駅の牙城を切り崩していったこともあり、ついに時が満ちようとしている。そろそろ、北関東の三県を平定しようと思った。主だったところでは東武の伊勢崎線や日光線、わたらせ渓谷鉄道、関東鉄道常総線などを取りこぼしている…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・井出~思親山~上佐野~長者ヶ岳~田貫湖・後編】

 もともとの大雑把な想定だと、上佐野集落にはおおよそ10時に着くつもりでいた。ただ、根拠となるデータが乏しいため、とらぬ狸の皮算用みたいなものだったのは確かだ。もともと、参考書としていたガイド本は発行年が古い恨みがあったのだけれど、ここ上佐野集落については交通不便を理由に、通過すらしないコース設定となっている。すなわち、思親山については…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・井出~思親山~上佐野~長者ヶ岳~田貫湖・前編】

 酷暑もようやく鳴りを潜め、秋も次第に深まりつつあるが、東海自然歩道の旅は、晩秋までに長者ヶ岳を抜きたいと思った。長者ヶ岳は、山梨と静岡の県境、富士山の西方に聳える1335mの山だ。朝霧高原の向こうにそそり立つ富士山を、遮るものもなく眺める絶好の展望台として、地元を中心にそこそこ人気のあるハイキングコースだという。が、東海自然歩道の旅で…
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山登ってみよう【立山完結編・後編】

 前回の山行では、あまりに天候条件が悪いので雄山の最高所も踏まずにここで踵を返して下山したが、今日はここからさらに大汝山、富士ノ折立を目指す。一般に言われる立山というのは、雄山、大汝山、富士ノ折立の総称だという。本当はさらに先の真砂岳から別山まで行きたいところだったけれど、持ち時間が常の年より削られていることもあって富士ノ折立まで行って…
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山登ってみよう【立山完結編・前編】

 雪辱の立山登山決行の時が近づくにつれ、またも天気が怪しげだという予報が目に付くようになった。加えてアプローチに使う立山黒部アルペンルートの輸送能力も例年に比べ低下し、ケーブルカーを中心に渋滞が発生しがちだという噂まで聞こえてくるようになった。天気は、文字通り天に祈るよりないけれど、人事を尽くして天命を待つということもある。何とか善…
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山登ってみよう【賤ケ岳】

 賤ケ岳は、古戦場の山としては天王山の次くらいに有名なのではないかと思う。世にいう賤ケ岳の戦いは、今の滋賀県と福井県の県境付近を舞台として戦われたものだが、賤ケ岳の戦いの名はその中でも最大の戦場となったであろう、賤ケ岳砦を巡る戦いにちなむ。柴田勝家軍の先鋒となっていた佐久間盛政勢と羽柴秀吉軍主力の戦いが、この近辺に繰り広げられた。よく言…
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山登ってみよう【涸沢岳・後編】

 翌朝、4時に起床。軽い頭痛がある。夜中に頭痛に悩まされた槍ヶ岳の時は、朝目が覚める頃には頭痛も収まっていたのだが、あの時とはちょっと様子が違う。小屋に着くなり昼寝をしたのがその時の反省材料だったので、以降それは避けていたのだけれど、それでも鈍痛が残っている。あんまりありがたくない状況だ。  外の様子を伺うと、雨こそ降っていないよ…
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山登ってみよう【涸沢岳・中編】

 視界が狭いせいで、どの程度進んでいるのかもわからないが、20分ほどでハイマツカーブ(大して危険でもなさそうなのになぜか死亡事故が相次ぎ、ステップだのロープだのがどんどん設置されていったといういわくつきの箇所)、さらに30分で「ホタカ小ヤ20分」の表示にたどり着いた。ここから小屋まで20分ではたどり着けないんだよなあと思いながら、止みそ…
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山登ってみよう【涸沢岳・前編】

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!「おれは奥穂高を登っていたと思ったらいつのまにか涸沢岳を登っていた」。な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。道迷いだとか計画変更だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。  いろいろ…
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山登ってみよう【望岳の下呂御前山】

 奥穂前最後の山は、下呂御前山こと空谷山にした。下呂温泉の後背にそびえるこの山は、下呂温泉を象徴する山…と言いたいところだけれど、最初に源泉がわき出したとされる湯の峰や、下呂温泉を直接見下ろす位置にある下呂富士と比べて奥まったところにある。標高も1400mを超え、里山と呼ぶにはいささか高く、古くから御嶽山の遥拝する山として登られてきたと…
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山登ってみよう【旧摩耶道から摩耶山】

 いったい、今年の梅雨はどうなってしまったのかと思う。昨年旅した人吉や湯前、いつか歩いた芦北と言った地域が大規模な水害に見舞われたのを皮切りに、この夏あてにしている高山本線までもがすんでのところで飛騨川の濁流に消えそうになるなど、いつまで経っても雨がやまない。とどのつまりは謎の四連休も雨に祟られることになった。こんな状況下で裏銀座を歩く…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・大平~井出・後編】

 なおも下る。坂を下りきったところにある徳間の集落まで進めば、今日の行程も3分の2程度が終わったことになるし、何より人恋しい気分になっていたので、気は逸る。徳間まで行けば、上手くすれば自販機くらいはあるかもしれない。そんなことも期待しながら、なおも下る。思いのほか、道のりは遠い。道中、名もない滝を道から眺められる区間ではあるけれど、日差…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・大平~井出・前編】

 静岡県脱出にリーチがかかった東海自然歩道の旅は、コロナ禍とか諸々の事情により停滞期に入っている。一応、外出自粛は6月の頭で明けているのだが、東海自然歩道よりも優先したい遠征にかまけているうち、6月も終わりが見えてきた。何となく、東海自然歩道に足が向かなくなっているのは、静岡県最終区間へのアプローチに使わざるを得ないデマンドバスというも…
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山登ってみよう【位山】

 今だから書くが、大文字山での怪我は結構ダメージが大きかった。右足の膝下全体が内出血で壊死寸前みたいな赤黒い色に変色するし、筋挫傷を起こしたのか歩くのにも難儀する状態に陥ったが、さすがに傷も癒えてきた。そこでリハビリ方々、新たな山に行ってみることにした。今回狙うのは飛騨の山である位山だ。霊山として知られ、船山、川上岳とともに位山三山と呼…
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山登って外伝【京都一周トレイル・東山コース with GoPro】

 GoProを買った。型落ち気味のHERO7だが、高いおもちゃだった。想定する用途は、主に山用。普通のデジカメにそこまで不満があるわけではないけれど、やはり動画に比べて臨場感に劣るような気がするので、この夏の大冒険に向けて購入したものだ。もちろん、ぶっつけ本番で使うにはちょっとコツがいりそうなので慣らし運転のつもりで、何となくふさわしそ…
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山登ってみよう【遠望峰山】

 県を跨いでの移動を掣肘され、自由に動き回れない日が続くが、逆に県境を越えなければそんなに厳しく移動を制限されるというわけでもないようである。そこで、そんな事情でもなければなかなか出向くことのないだろう近場の山に行ってみることにした。今回の的は遠望峰(とぼね)山。蒲郡市の裏山みたいなもので、標高は443mと大して高くないが、三河湾の展望…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・後編】

 双耳峰なので、文珠岳から薬師岳に行くまでの間は、やはり100mほど下って登っての道のりがあるのだけれど、肝心の薬師岳の山頂には仏様が祭られているだけで、ハイキング的にはあまりポイントが高くない。東海自然歩道規格のベンチとテーブルはあれど、誰も休憩してはいない。私も、写真だけ撮ってそそくさと通り過ぎる。  事程左様に、竜爪山へ…
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山登ってみよう【縦走東海自然歩道・牛妻坂下~竜爪山~大平・前編】

 竜爪山は、東海自然歩道静岡県コースに横たわるコース内最高峰である。双耳峰で、文殊岳(1041m)と北側の薬師岳(1051m)という二つのピークから成る。展望の良い山らしく、地元では人気のハイキングコースとなっているようだ。この山が見えてくると、静岡県コースの終わりは近い。逆の見方をすれば、ここが静岡県コース最初の関門と言うこともできる…
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山登ってみよう【池田山】

 久しぶりにこの話をするけれど、東海自然歩道には、難所と呼ばれる箇所が3箇所ある。丹沢、岩古谷山、そして日坂越である。丹沢は、エスケープルートがないままアップダウンを繰り返すロングコース。岩古谷山は東海自然歩道では別格級の険路。これらと並ぶ日坂越が難所である理由は、とにかく交通が不便な点にあると自分なりに解釈していたのだけれど、実はその…
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山登ってみよう【石巻山】

 沖縄旅行の消化不良を解消するべく足を運んだリトルワールド。それはそれで実りのあるものだったけれど、道中の都市高速や愛岐県境の丘陵地からは、冬らしく澄み切った空気の向こうに、真っ白な御嶽山が見えた。リトルワールドからも近い鳩吹山とか、このタイミングなら低山ハイクでも良かったかなと、ちょっと後悔したのも事実だった。そこで飛び石連休となった…
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