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ディープ・ダンジョン〜夕庵〜
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方向性の定まらない、愚にもつかないサイトを開設しています。
メインサイトからお越しの方、「ブログはやらない」とか言っていたのにすみません。

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タイトル 日 時
鉄の悪魔(中編)
鉄の悪魔(中編)  何時間か前に歩いた道を、今度は逆に駅方向へ向かって進む。明け方の地方都市。幹線道路とは言え道を行く車の数はそんなに多くなく、光源の少なさもあって陰鬱な気配が背後から忍び寄ってくるような気さえする。そんな道を歩くこと30分、ちょうど金沢駅につくあたりから周囲が少しずつ白んできた。 ...続きを見る

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2017/10/17 22:13
鉄の悪魔(前編)
鉄の悪魔(前編)  生来の旅好きだった私は、そのための手段として、春・夏・冬と三季の青春18きっぷに加え、秋は鉄道の日記念きっぷ(現在は発展的解消により秋の乗り放題パスに変更)を活用して旅を続けてきた。しかしこれは、あくまで手段としての利用にとどまっていた。つまり、乗り鉄と呼ばれるような人種とは違って、列車に乗ることそれ自体を目的とはして来なかったのだけれど、本土の南の果て西大山駅から北の果て稚内駅まで、青春18きっぷで縦断した人の記事を読み、ひたすら鉄道を乗り倒す旅に出てみようかと言う気になった。まあきっかけの... ...続きを見る

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2017/10/16 21:57
山登ってみよう【北横岳】
山登ってみよう【北横岳】  今季の高山の締めくくりは白馬にするつもりでいたのだが、これはうまくいかなかった。予定コースは栂池から入山して小蓮華山を通過し、その日のうちに白馬岳山頂に至るというもので、これは絶対だった。小蓮華山はNHKのドラマ「坂の上の雲」のオープニングに出てきた山で、これを見たいがための白馬行きと言っても過言ではなかった。しかし、この計画を実現しようとしたときにベースキャンプとするに適当な場所がない。以前唐松岳に登った時は大町市内に前泊したけれど、あまり実があったとも思えず、さらに白馬岳にこの方式がなじむ... ...続きを見る

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2017/10/04 21:53
山登ってみよう【蔵王山】
山登ってみよう【蔵王山】  この夏山形に行ったとき、山形市街の東方にそびえる蔵王連峰の立ち姿を見て、良いなあと思った。登って楽しいかどうかは定かではない部分もあるけれど、威風堂々とした立ち姿はアルプスの主峰級にも負けない説得力があると感じた。問題は、東北がホイホイと行ける場所ではないことだ。心理的には九州以上に遠い。そこで代わりとして的にしたのが、名前以外何の共通点もない渥美半島の蔵王山である。 ...続きを見る

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2017/09/29 21:06
嵐の中で出歩いて・その4
嵐の中で出歩いて・その4  今回の京都の夜は、いつになく騒々しいものとなった。カプセル内でぼんやりとしていると、緊急エリアメールが送られてきた。スマホとタブレットのそれぞれに送られてくるので騒々しいことこの上ないが、肝心の内容がパッとしない。避難勧告なのはいいとして、今滞在している祇園のエリアとは全く見当違いの場所への避難勧告ときている。しかも今日滞在しているのは鉄筋コンクリート製のビルの3階。ちょっとやそっとの雨や嵐ではびくともしそうにない。何となく騒々しいだけのものとなってしまっているエリアメールは無視して眠りについ... ...続きを見る

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2017/09/27 21:22
嵐の中で出歩いて・その3
嵐の中で出歩いて・その3  二日目の立ちまわり方についてはいろいろ悩ましいところがある。スタート地点は大阪、ゴール地点は京都。一見大した移動距離ではないが、やることと言えば近鉄大阪線と同生駒線の完全制圧、もはや近鉄沿線ではないが有馬温泉側の某駅へのチェックイン、国立民族博物館への再訪といったところ。これを台風の影響が強まってくる夕方までの時間帯に成し遂げ、京都で小野駅と国際会館駅に行く。時間に余裕があるなら一度亀岡まで行ってみるのも良いが、そこまでしていると風雨の影響で電車が止まって京都入りできなくなるかもしれなかった。... ...続きを見る

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2017/09/26 21:52
嵐の中で出歩いて・その2
嵐の中で出歩いて・その2  奈良県内では圧倒的な利便性を誇る近鉄だけれど、実は奈良駅までダイレクトに移動できるのは大阪市内と結ばれる奈良線だけで、それ以外の京都線、そして名古屋線が行きつくところの大阪線からは大和西大寺駅で乗り換える必要がある。一方、駅前の繁華さでいえばJR奈良駅と近鉄奈良駅では雲泥の差があり、近鉄奈良駅の周辺は奈良市内でも有数の繁華街となっている。 ...続きを見る

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2017/09/25 20:58
嵐の中で出歩いて・その1
嵐の中で出歩いて・その1  近鉄の近は近畿日本の近である。が、近と言うよりは中の名古屋にも近鉄の路線は乗り入れていて、近鉄名古屋駅は同社の駅の中で最も東に位置する駅と言うことになる。何となく近鉄のカラーにはなじまない気もするが、昔伊勢電気鉄道と言うのがあって、これが近鉄グループに取り込まれたのが名古屋線の前身となっているようだ。そんな近鉄には、金土日もしくは土日月の3日間に限って使用可能な乗り放題切符「週末フリーきっぷ」なるものがあるというのが前回までの話。連続3日間乗り放題で4100円と、とてもリーズナブルである。1日... ...続きを見る

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2017/09/24 21:27
闇の旅人(後編)
闇の旅人(後編)  M県S市入りするまで知らなかったのだが、現在当地ではジョジョ展が開催されているらしく、最寄り駅となるのが私の利用した勾当台公園駅らしかった。ちょっとこれを見ていくことも考えた。たぶん、名古屋はもちろん他の都市で開催されるものではないような気がする。このチャンスを逃せば永久に観覧することはできないのだろう。が、諦めた。後付けで方針を変更する日程的余裕はなかった。当初の方針通り、仙山線で山形県側に戻り、山寺に詣でることにする。 ...続きを見る

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2017/09/15 21:08
闇の旅人(中編)
闇の旅人(中編)  二日目の行動をどのようなものにするかは、いろいろ悩ましいところがあった。気持ちの上では秋田を目指したかったのだけれど、移動距離がべらぼうには長くないわりに時間的制約が大きく、後々の旅程に与える影響が大きい。ならば宮城県や福岡県に行くことも考えられたけれど、18きっぷのアドバンテージを生かしきれない。そこで考え至ったのが、駅の思い出を集めながら奇跡の一本松を見に行こうというものであった。どうも、奇跡の一本松駅と言うのができたらしい。BLTとかBRTとかいうものがあるらしく、実態を見ればバス停と何... ...続きを見る

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2017/09/14 21:27
闇の旅人(前編)
闇の旅人(前編)  いつの頃からか、私の晩夏はどまつりの喧騒を避ける旅とともに暮れていくようになっていた。どちらかというと夏の初めに大仕掛けの旅行をもってきて、夏の終わりは気楽な一泊二日旅となることも多かったのだけれど、今年の夏は序盤に山へ注力したため、8月の終わりに長い旅へと出ることになった。すなはち、東北への旅である。夏も盛りに差し掛かってから「ゴールデンカムイ」にハマり、北海道大冒険にすればよかったと考えたこともあった。泊まったことのない県を一気に片付けようと秋田宿泊を目論んでそれがむなしいものになる局面も... ...続きを見る

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2017/09/14 21:12
失われたアルプスを求めて
 うっかりしていたのだが、今度の週末は三連休となるようだ。ならばそろそろ今年の高山納めをと思わないでもなかったが、残念ながら台風が日本の方に近づく可能性ありとかで、あまり天気は良くなさそうだ。次善の案として、また近鉄のフリーきっぷを使い、関西方面に長征するのが一番安上がりで実入りがあるかもしれない。前回は暑さにめげた奈良での駅の思い出や、新たに始まった嵯峨野での駅の思い出集めイベントならば寺周りなどが多く、多少の悪天にも耐えられる気がする。三連休なら週末フリーきっぷの効用が最大限生かせるし、大阪... ...続きを見る

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2017/09/12 20:46
山登ってみよう【東海自然歩道アナザー・大正村〜岩村】
山登ってみよう【東海自然歩道アナザー・大正村〜岩村】  槍ヶ岳に登ってから、一ヶ月あまりが経つ。その後山には行っていない。一意専心とばかり旅に力を入れていたこともあるが、そろそろ次の的を考えたいと思う。かねてからの構想では、秋は小蓮華山側から白馬岳を攻めるつもりでいたが、日程の調整は難しいし、多額の軍資金は必要になりそうだしで、来季のメインにでも持っていこうかと言う気になりつつある。代わりのターゲットとして考えたのが八ケ岳だけれど、こちらも諏訪か山梨県北に足がかりを確保する必要がありそうで、すでに秋山シーズンに入っていることを考えると、遅きに失した... ...続きを見る

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2017/09/10 21:21
ネタバレ注意
ネタバレ注意  5回分ひと綴りつづりの青春18きっぷをいかにして使うかは結構悩ましい部分でもある。たぶん、一番バランスがいいのは2回・3回に分けて宿泊旅行に出かけるパターンなのだが、ワンシーズンに2回しか遠出できないのが寂しく思えて、最近は2・2・1に分割することが多い。この夏もその例で行ったのだが、しかし最後に残った1回の使い方に困った。東日本方面へ2回出撃しているので3回目は西に行きたいのだが、関西はネタ切れ気味で、本当に厚くしたい山陽地方の旅は、1回分だとなじまない状態。 ...続きを見る

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2017/09/04 21:57
富貴とか奈良井とか最初に言い出したのは誰なのかしら
富貴とか奈良井とか最初に言い出したのは誰なのかしら  聞くところによると、24時間テレビで義足の少女が槍ヶ岳に登るのだそうだ。たぶん、そんなに難しい話ではない。ガイドがいて、よく練られた山行計画があれば何も心配する必要はないだろうし、テレビなのでそういうサポート体制はしっかりしていると思う。穂先は峻険で、落ちれば死ぬかもしれないが、三点支持という、技術とも言えないような基本的な心構えができていればそう簡単には落っこちない。強いて言えば、シーズン中の週末ともなれば渋滞問題が付いて回る山でテレビ撮影をするというところが懸念材料ではあるけれど、良い山旅... ...続きを見る

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2017/08/20 22:10
山登ってみよう【槍ヶ岳・後編】
山登ってみよう【槍ヶ岳・後編】  夜半、頭痛とともに目が覚めた。場所が場所である。これが高山病でなくて何だというのか。それでなくても、体質的に高山帯に弱いことは自覚しているのだ。気のせいで済ますには結構症状が重いため、布団の中で転々とする。なかなか寝付けないので、気分転換のため外に出て満天の星空でギャラクシィ!をしようと思い立つが、どうも雨が降り始めているらしい。天気予報の内容からして明日まで残るものとは思えないが、なんとなく幸先が悪い。おとなしく部屋に戻り布団の中で悶々とする。そして夜が明けた。 ...続きを見る

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2017/08/10 21:46
山登ってみよう【槍ヶ岳・中編】
山登ってみよう【槍ヶ岳・中編】  そして雪渓が終わり、また夏道。心なしか傾斜が増しているような気がする。もしくは空気が薄くなってきたせいか、だいぶ長丁場になってきたせいか、歩いていて息が上がる。とにかく、だんだん苦境に追い込まれてきたことだけは間違いない。11:05、天狗沢分岐に到着。登りの険しさもさることながら、残りの水分が心もとなくなってきているのも辛い。たぶん、あの梅のせいで水分をがぶ飲みしたのが祟っている。一応、地図を見ると同中には水場があることになっていて、確かに「水沢」とペンキマークの施された岩場の湧水が50分ほど... ...続きを見る

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2017/08/09 21:43
山登ってみよう【槍ヶ岳・前編】
山登ってみよう【槍ヶ岳・前編】  深田久弥は、著書「日本百名山」の中で、富士山を日本人憧れの山とするとともに、槍ヶ岳は日本に生まれて山に魅せられた人間が憧れる山だという意味のことを書いている。異論もあろうが、けだし真理なのだろう。かくいう私も、興味自体はずいぶん早くから持っていた。何といっても姿形があまりにも特徴的なので、いやでも目を引く。その一方で、峻険そのものの山容は素人がうかつに登って良いような山とは思われなかったので、憧れは憧れのままで終わる可能性があった。ところがしかし、アルプス方面の山を登っていると、次第に槍ヶ岳の... ...続きを見る

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2017/08/08 21:55
駅の思い出と取り残しの城(後編)
駅の思い出と取り残しの城(後編)  東京の始発はびっくりするほどに早く、それに合わせて行動を開始することも考えられた。夏ともなれば夜明けは早く、未明と言いたいような時間帯でも外はすでに明るい。5時前に寝床から起きだし、チェックアウトを済ませ、早朝の街に出る。まず目指すは東京駅。駅の思い出を集める関係で、今日最初の目的地である八王子駅までの起点は東京駅である必要があった。要するに中央線を端から攻めたかったのだけれど、よくよく考えてみれば、昨日の行程で中央線は小淵沢までつなげて途絶してしまっている。小海線や信越本線を取ったことに意味... ...続きを見る

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2017/08/02 19:50
駅の思い出と取り残しの城(前編)
駅の思い出と取り残しの城(前編)  聞くところによると、未来の世界では鉄道の衰退が進んでおり、とうとう現世で駅の思い出を集めなければならないところまで事態が深刻化してしまったのだという。そういうことろなれば、城攻めのために青春18きっぷを乱用し、ついに日本全国47都道府県を踏破するに至った私の出番と言うわけだ。惜しむらくは、これまでそんなことは全然知らずに鉄道を利用し続けてきたことだが、今回は続日本100名城選定記念の意味も込めて、龍岡城、滝山城(東京都)、小机城を制覇しつつ、思い出を集めに行くことにした。ちなみにルートとしては... ...続きを見る

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2017/07/31 22:20

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