青春18きっぷはこの春で少しは使えるようになっている 1回か2回か…その回数を大切に使え

 「『ラッスンゴレライ』は、米軍が用いた原爆投下を意味する『落寸号令雷』という暗号から来ている」と言うネタが、ちょっとしたブームになっているのだそうだ。米軍が用いた符牒が漢字で構成されているというのがなんだかシュールである。そもそも何で原爆投下と結びつくのかと思っていたら、8.6が広島原爆記念日なのだった。信憑性を論じるまでもない話だが、特に面白いわけでもないのに露出だけは多いコンビに対するやっかみが根底にあって、毒気を含んだ与太話が活気づいているもののような気はする。エレキテルやあばれる君では笑ったことがあるのだけれど。あるいは、こじつけ遊びの一種なのかもしれない。

 この春の18きっぷシーズンが終わろうとしている。あと2回分が残っている。今季は、乗り放題きっぷのアドバンテージを生かし切れない使い方ばかりしてきたため、最後くらいは目いっぱい乗りまくりたいと思い、ある程度実用性のあるプランとして、久しぶりに広島に行ってみたくなった。これまでにも行ったことはある宮島や大和ミュージアムといった所、実は中を見たことが無い広島城など、個別の行先もいろいろ考えたが、ひとまず鞆の浦に行ってみることにした。福山市の南部に位置するこの古い港町は、鉄道のみではたどり着くことができず、福山駅から30分ほどは鞆鉄道のバスに揺られなければならない。たどり着いた先には、古い時代の面影を残す港町の町並みと共に、山中鹿之助の首塚があり、鞆城跡と言うことになる鞆の浦歴史民俗資料館がある。鞆城自体は付近の制海権を掌握するための基地みたいな小城だったが、織田信長に追放されて毛利氏のところに身を寄せていた足利義昭が逗留したこともあると言われている。

 誰が言ったか、「日本でもっとも癒される港町」鞆の浦。半分思い付きで見出した旅先とは言え、少しずつ期待は高まっている。でも来週末の天候が崩れると言われる中、雨天時に歩き回るには向かないところだと思われるので、その場合には呉か宮島に逃げることになると思う。

 ところで、広島市は鞆の浦のかなり先に位置する。鈍行を乗り継げば2時間ほどの距離か。安く泊まるだけなら、広島まで行かずとも岡山に引き返してハリウッドに泊まれば事足りる。今度の旅の広島泊まりはわざわざ泊りに行くニュアンスが強い。まして翌日には、姫路城や大阪みんぱくにに立ち寄ろうと考えているので、広島泊りより岡山泊りの方が有利に働く要素が多いのが、ちょっとばかり気になるところではある。せめてお好み焼きくらいは食べないと、広島に行く甲斐がないかもしれない。

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